2021年ドラフト会議が10月に行われますが、社会人No.1右腕として注目なのが廣畑敦也選手。
岡山県出身で現在三菱自動車倉敷オーシャンズに所属していますが、彼はヤクルトファンを公言。
家族揃ってヤクルトファンなんだそうですが、廣畑敦也選手の家族や経歴をお伝えしたいと思います。
ヤクルト愛に溢れる廣畑家の家族構成
廣畑敦也選手と言えば、野球ファンならご存知の2021年ドラフト上位指名候補選手です。
彼は家族が大のヤクルトファンであることを告白しており、自身もヤクルトが大好きなんだそう。
その背景を調べてみると、おもしろエピソードがたくさんあったのでご紹介していきます。
廣畑兄弟の名前の由来
廣畑選手は二人兄弟で、弟の名前は「廣畑臣吾」なんだそうです。
わかる人にはわかると思いますが、二人とも名前の由来はヤクルトのレジェンド選手。
メモ
廣畑敦也→古田敦也さん
廣畑臣吾→高津臣吾さん
古田さんと高津さんは、野村監督率いるヤクルトが強かった時代に主力だったお二人ですね。
高津さんは現在ヤクルトの監督を務められていますが、彼らから名前をとったのが由来だそうです。
廣畑選手いわく、小さい頃からヤクルト戦のテレビばかり見せられていたとのこと。
父親が大ファンだったことが理由だそうですが、、岡山県でそんな放映されてたんでしょうか?
巨人か阪神しか映らなかったと聞いたことがありますが、父親の影響で廣畑少年もヤクルトファンへ。
そんな廣畑選手が愛読しているのが、「詰むや、詰まざるや 森・西武vs野村・ヤクルトの2年間」
1992・93年の日本シリーズに関する激闘をしたためた本ですが、廣畑選手はこう話しています。
日本一をかけて戦う日本シリーズって、プロ野球選手なら誰もが目指す舞台だと思うんです。言い方は悪いかもしれないけど、大の大人たちが考えに考えて、いろいろな駆け引きをして野球をしている姿に惹かれました。僕の生まれる前の話だけど、野球ゲームで遊んでいたので、本に登場する選手のみなさんのことはもちろん知っています。その有名な選手たちが、どういう考えでプレーしているのか。森監督、野村監督がどんな心理戦を繰り広げていたのか。ピンチのときの守備陣の心理、攻撃陣の作戦などなど、野球をしている立場として、すごく参考になりました。
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父親
廣畑選手の気になるお父さんですが、廣畑佳臣さんという名前の方です。
先ほどお伝えしたとおり、もともとヤクルトが大好きで毎日テレビで観戦していたそうです。
もちろん、二人の息子に「敦也」「臣吾」と命名したのは佳臣さんと言われています。
長男の廣畑敦也選手には、小学生時代にキャッチャーをやらせていたとのこと。
完全に古田敦也さんを意識しているな・・と思いますけど、中学から投手に転向しています。
廣畑敦也選手が投手として頭角を表すのは社会人になってからですが、投手転向は正解でしたね笑
父・佳臣さんは、学生時代に野球をやっていて、岡山県の名門・玉野光南高校で活躍。
廣畑選手も玉野光南出身なので、親子で同じ高校に進学してプレーしていたということになります。
そういう意味でも、廣畑選手は父・佳臣さんの影響をかなり受けて育ってきたんだなと感じますね。
ちなみに、廣畑選手の母親の情報については、調べても出てきませんでした。
ドラフト会議で指名されれば、メディアにも出ると思いますので、その時に追記していきます。
弟
そして廣畑選手の弟さんは、先述のとおり廣畑臣吾さんという名前です。
兄・敦也さんとは3歳の年齢差があり、2021年で20歳となる方との情報がありました。
インスタグラムによく写真を投稿されているのですが、ラーメンの写真がズラリ。
相当なラーメン好きのようで、岡山県の美味しいラーメン屋を色々巡っているようですね。
野球をされているかなど詳しい情報はなかったのですが、分かり次第更新していきます。
廣畑敦也の特徴やプレースタイル
では、そんな家族の中で育った廣畑敦也選手ですが、彼の特徴やプレースタイルは何でしょうか。
MAX154kmの強力なストレート
彼の最大の魅力といえば、力強さを感じる150kmを超える直球でしょう。
しっかりと左足に体重を乗せて、雄たけびを上げながら投げ込むパワーは魅力的です。
身長177cm・体重75とそこまで大柄ではないのですが、下半身の安定感は抜群です。
課題はコントロールなので、ここをさらに改善することができれば、一軍でも十分通用するでしょう。
タイプとしては、中継ぎか抑えとしてワンポイントリリーフに起用すると良さそうです。
ちなみに同じ三菱自動車倉敷オーシャンズ出身の選手といえば、ソフトバンクの守護神・森唯斗選手。
彼もパワフルな直球を武器にしている選手なので、同じような道を歩むと良いと思っています。
伊藤智仁に憧れた高速スライダー
プロ野球史上最高の高速スライダーを投げていたと言われている、元ヤクルトの伊藤智仁さん。
現在はヤクルトの一軍投手コーチですが、廣畑選手は彼に憧れてスライダーを磨いているそうです。
廣畑選手本人は、このスライダーについてインタビューでこのように話されています。
伊藤さんのような凄い高速スライダーを投げるのは不可能です。でも少しでも近づけようと、大学4年間の計画を立てました。最終目標は伊藤さんの最高球速153キロを超える154キロのストレート、140キロのスライダーを投げることでした。結果的に大学に入学して故障をしたこともあって、社会人になってから達成しました。
最大のリスペクトを持ちながら、なんとか追いつこうと努力していることがわかりますね。
そもそも伊藤智仁さんってどんな選手だったのか?という人もいるかもしれません。
参考までに、全盛期だった頃のYouTube動画を貼っておきますのでぜひご覧ください。
廣畑敦也のピッチング動画
では最後に、廣畑選手の実際のピッチング動画をここでご紹介しておきます。
社会人で一気に覚醒した廣畑選手ですが、150km超えのストレートを連発しています。
個人的には、メジャーで活躍している澤村拓一選手を彷彿とさせる印象です。
ストレートに力がありますし、背丈が大きくないわりに圧迫感を抱かせているような感じです。
なんとなくですが、中継ぎ陣が手薄になってきている阪神が指名しそうな気がします。
もし獲得すれば、スアレス選手の後釜として起用するのではないかと予想をしています。
広島の栗林選手のように、ルーキーイヤーから大活躍できるかどうか期待が高まりますね。
まとめ
以上、2021年社会人ドラフトNo.1右腕である廣畑敦也選手についてご紹介しました。
家族そろってヤクルトファンではあるものの、指名されたら12球団OKとも明言していますね。
もしもヤクルト入団となれば歓喜に沸くでしょうけど、果たしてどうなるのか今から楽しみです。