駒澤大学の黄金ルーキー佐藤圭汰のプロフィールは?
高校時代やU20の記録を知りたい。
箱根駅伝の区間や成績予想は?
出雲駅伝・全日本大学駅伝を2連覇している駒澤大学。
箱根駅伝も優勝候補と言われていますが、2023年駒澤大学の注目選手は1年生・佐藤圭汰選手。
高校時代やU20の記録をいくつも更新したスーパールーキーで、素晴らしい走りが期待されます。
そんな佐藤選手はどんな人物なのか、プロフィールや数々の記録についてご紹介したいと思います。
佐藤圭汰のプロフィールと経歴
写真:SportsPressJP/アフロ
プロフィール
名前:佐藤圭汰
出身地:京都府京都市
生年月日:2004年1月22日
身長体重:184cm/67kg
種目:中距離・長距離
経歴:洛南高校ー駒澤大学
洛南高校時代
京都府出身の佐藤選手は、陸上の名門である洛南高校へ進学します。
中学時代から有名な選手で、高校1年生から駅伝ランナーに抜擢、主力として活躍しています。
1年生で出場した全国高校駅伝競走大会では、2区でいきなり区間賞を受賞して驚きを与えました。
将来を期待された佐藤選手は、高校時代に1500m・3000m・5000mの日本記録更新を名言。
相当な自信がないとなかなか口に出せない大きな目標ですが、佐藤選手はインタビューで発言。
そして高校3年生になった時、予言どおり数々の記録更新を達成することになります。
2021年7月 | 高校3年生 | 1500m | 3分37秒18 | 高校日本記録 |
2021年10月 | 高校3年生 | 5000m | 13分31秒19 | 高校日本記録 |
2021年11月 | 高校3年生 | 3000m | 7分50秒81 | 高校日本記録 |
まさに有言実行、社会人や外国人ランナーがいる中でも物怖じせず結果を出せるハート。
能力はもちろんですが、強いメンタルも佐藤選手の魅力だと言っていいでしょう。
ちなみに、洛南高校陸上部といえば素晴らしい選手をたくさん輩出していますよね。
洛南陸上部OB
桐生祥秀(短距離)
高岡寿成(長距離)
森脇健児(タレント)
桐生選手・高岡選手ともにオリンピック選手ですし、森脇健児さんはタレントで大活躍。
洛南といえばバスケ部のイメージが強いですが、陸上部もめちゃくちゃ名門なんですよね。
駒澤大学時代
高校の記録を一新し、鳴り物入りで駒澤大学へ入学することになります。
駒澤大学の駅伝といえば、4年生の絶対エース田澤廉選手、3年生の鈴木芽吹選手がいる超強豪。
厳しい環境に身を置くことを決断し、駅伝ランナーとしてさらなるレベルアップを誓いました。
順風満帆だと思われた佐藤選手ですが、不調と力不足から結果を残せない日々が続きます。
2022年6月 | 大学1年生 | 日本選手権 | 5000m | 17位 |
2022年8月 | 大学1年生 | U20世界陸上 | 5000m | 11位 |
2022年9月 | 大学1年生 | 日本インカレ | 1500m | 7位 |
まだまだ大学1年生とはいえ、悔しい結果で佐藤選手はさらに厳しい練習に臨んだそうです。
佐藤選手自身もインタビューでこのように話されています。
5000mで狙うとしても1500mなどのスピードが必要になると世界陸上を見て分かったし、全種目でスピードが必要なので、スピードで自信をつけてからだと思っています。まだ世界と戦えるだけの実力はないんで。
コツコツと努力を積み重ねた佐藤選手は、2022年10月からの大学三大駅伝で代表メンバーに選抜。
ここからスーパールーキーの実力発揮、ともに2区で区間新記録を樹立する暴れっぷりを見せました。
箱根駅伝もおそらくメンバーに入ると思うので、果たしてどんな記録を出してくれるか楽しみですね。
2023年箱根駅伝での佐藤圭汰の予想区間
出典:箱根駅伝公式サイト
スーパールーキーの佐藤圭汰選手ですが、2023年箱根駅伝メンバーにエントリーされています。
では、実際にどの区間で抜擢されることになるのでしょうか。
私の予想ですが、思い切って1区に抜擢しちゃうんじゃないかなと思っています。
その理由はこんなところです。
1区抜擢の理由
最大の特徴であるスピードを最大限活かせる
1年生なので一気にチームに勢いをつけられる
1区なら失速しても田澤選手でリカバリー可能
まずは、佐藤選手の持つスピードを思い切り出せるのが1区だというポイント。
「ヨーイドン」で横並びのスタートなので、最初からハイペースで臨めるでしょう。
しかも、佐藤選手は先行逃げ切りタイプの選手なので、1区はフィットするんじゃないでしょうか。
そして、佐藤選手が1年生というところもポイントだと思っています。
昨年は2年生の唐澤選手が区間2位を取り、チームに良い風を吹かせてくれていましたよね。
2023年は唐澤選手がエントリーに入っていないので、後釜は佐藤選手でいいんじゃないかなと。
最後の部分も大事ですが、黄金ルーキーといえど失速してしまうリスクもあるでしょう。
ただ失速したとしても前半ですし、2区のエース田澤廉選手がいるので巻き返しが十分可能です。
思う存分挑戦できるのが1区だと思うので、希望と期待を込めて佐藤選手を抜擢して欲しいですね。
佐藤圭汰のSNSに覚悟の言葉
本日入寮するので4年間Twitter使いません。これからも応援よろしくお願いします!
— 佐藤圭汰 (@0rx2k) March 9, 2022
黄金ルーキーの佐藤選手ですが、2022年3月をもってTwitterの投稿をストップしています。
駒澤大学への入学を機に、4年間もSNS更新しないなんて、、すごい覚悟を感じますよね。
(個人的には、その時々の気持ちとか意気込みを呟いて欲しいな〜なんて思いますけど)
ちなみにインスタグラムでも、プロフィール欄にこのように記載しています。
もはやSNSは使わないですよ!というメッセージだと感じますし、真面目な性格が見えますね。
これからの駒澤大学、駅伝、日本を背負う期待のホープですから、この心意気は個人的に好きです。
ぜひ1年生から大きく飛躍して、田澤選手のように素晴らしいランナーに成長してほしいです。
最後に、佐藤選手のインタビューでの発言を載せておきます。
箱根に関しては、まだスタミナの不安はありますが、絶対に出たい。チームは学生駅伝3冠という目標を立てているので、区間賞を取ってチームに貢献したいと思います。
出雲・全日本と駒澤大学が2冠を獲得していますので、最後の箱根駅伝にも期待がかかりますね。
まとめ
以上、駒澤大学に入学したスーパールーキー佐藤圭汰選手についてご紹介しました。
高校記録をバンバン更新し、駒澤大学でも大記録が期待できる選手なので大注目ですね。
2023年箱根駅伝で一躍有名になること間違いなしなので、ぜひ応援したいなと思います。