2023年1月から新ドラマがスタート、松本潤さん主演のNHK大河ドラマ「どうする家康」が放映。
初回の視聴率が関東で15.4%と低く、過去2番目の低さとなり早くもピンチを迎えているようです。
この記事では、過去の初回視聴率ワースト5とトップ5を紹介しつつ、今後の予測をお伝えします。
NHK大河ドラマ初回視聴率ワースト5
どうする家康がスタートダッシュで出遅れた、というニュースが話題になっていますね。
では、過去に初回視聴率が低かった大河ドラマワースト5をご紹介したいと思います。
| ワースト | タイトル | 放送年 | 初回視聴率 | 主演俳優 | 主人公 |
| 1 | 春日局 | 1989年 | 14.3% | 大原麗子 | 春日局 |
| 2 | 西郷どん | 2018年 | 15.4% | 鈴木亮平 | 西郷隆盛 |
| 2 | どうする家康 | 2023年 | 15.4% | 松本潤 | 徳川家康 |
| 3 | いだてん | 2019年 | 15.5% | 中村勘九郎 | 金栗四三 |
| 4 | 花神 | 1977年 | 16.5% | 中村梅之助 | 大村益次郎 |
| 5 | 花燃ゆ | 2015年 | 16.7% | 井上真央 | 楫取美和 |
過去の初回視聴率ワースト5を表にまとめてみました。
最も視聴率が低かったのが1989年の春日局で、大原麗子さんが主演をされていました。
明智光秀の家臣であった斎藤利三の娘役で、戦国時代のつらい境遇を生き抜くストーリーでした。
ワースト2には、どうする家康と並んで西郷どんが15.4%で並んでいます。
3位以降は「いだてん」「花神」「花燃ゆ」がワーストで、16%台になっていますね。
こう見ると、ここ最近の大河ドラマが目立っている気がしますね。
NHKの月額料金問題やテレビ離れなど、影響が色濃く出ているのではないでしょうか。
NHK大河ドラマ初回視聴率トップ5
では、NHKの大河ドラマで初回視聴率がよかったトップ5はどれだったのでしょうか。
| トップ | タイトル | 放送年 | 初回視聴率 | 主演俳優 | 主人公 |
| 1 | 武田信玄 | 1988年 | 42.5% | 中井貴一 | 武田信玄 |
| 2 | 太閤記 | 1965年 | 35.2% | 緒形拳 | 豊臣秀吉 |
| 3 | 徳川家康 | 1983年 | 34.9% | 滝田栄 | 徳川家康 |
| 4 | 太平記 | 1991年 | 34.6% | 真田広之 | 足利尊氏 |
| 5 | 赤穂浪士 | 1964年 | 34.3% | 長谷川一夫 | 大石内蔵助 |
ワースト5と比べて2倍くらいの視聴率の差がありますが、2000年以降の大河ドラマはゼロでした。
利家とまつ(2002)や新選組!(2004)は盛り上がった印象だったのですが、26%台だったようです。
確かに1990年代は大河ドラマが主流でしたし、月9と大河ドラマが二大巨頭って感じでしたしね。
トップは中井貴一さん主演の「武田信玄」で、なんと42.5%！
衝撃的な数字の高さですが、最高視聴率49.2%と社会現象レベルに注目されていたようです。
それ以外も30年以上前のドラマではあるものの、35%超えしているのでテレビ全盛期という印象。
ちなみに過去最高視聴率であるHERO(2001年・木村拓哉)は、34.3%です。
当時みんな家に帰ってドラマ見てましたし、キムタク黄金期で最強でしたよね。
そのレベルの視聴率を大河ドラマで叩き出しているのは、さすが大河ドラマ恐るべしです。
どうする家康の低迷の理由と今後の予測
ワースト2位の初回視聴率となったどうする家康ですが、なんで低迷しちゃったのでしょうか。
Twitterの情報と私の個人的な感想も踏まえて、ご紹介していこうと思います。
Twitterの感想・レビュー
どうする家康の初回感想
・展開が飛び過ぎ（次回から過去編もやる？）
・CGの大安売り（乗馬のシーンが違和感ありまくり）
・油断したら孤独のグルメが始まりそう（松重さんの数正いいね！）#どうする家康
— ギョウ@ヴィオレ&セーラ💉💉💉 (@violedragon) January 8, 2023
どうする家康初回観た感想
・CGのせいで戦のシーンがゲームの世界に見える
・主人公が圧倒的松潤
・COME BACK鎌倉殿#どうする家康— 小野 篁 (@onotakamura7) January 8, 2023
どうする家康の感想
説明があまりにも少なすぎる（ナレーションも含めて）
確かに徳川家康はかなり知られた人物ではあるが、ドラマの初回だけに今の元康（家康）がどういう境遇なのかは説明すべきかと。— フォルトゥナート☆(KP中嶋政権黄金期へ) (@ama_s920) January 8, 2023
第一話の感想としては、評価が結構別れているような印象を受けました。
野村萬斎さんの今川義元の演技は圧巻だった！だったり、瀬名が可愛い！などの声が多数。
一方でCGが多すぎる、、だったり、説明不足・展開が早いなど、ネガティブな評価も目立ってます。
個人的感想
ポイント
・NHKに対する不信感が高まっている
・そもそもテレビをあまり見なくなっている
・紅白歌合戦の低視聴率や期待はずれが尾を引いている
私の意見としては、この3つがあるのかなと思います。
NHKの集金問題やテレビ離れの影響は確実にあるし、他局のバラエティ番組も充実しています。
紅白歌合戦の視聴率も低かったことから、そもそもNHKを見る人が減っていると言えるでしょう。
まあ時代の流れには勝てないとは思いますが、私個人もNHKの番組が年々面白くなくなっている気が。
CGや豪華キャストに頼らず、コンテンツとして面白い企画や内容を考えて欲しいなと思っています。
まとめ
以上、どうする家康の初回視聴率が低かったことを受け、過去のランキングを中心にご紹介しました。
第二話以降でどんな巻き返しをしてくれるのか、面白いストーリーやキャストを期待したいですね。
特に松潤は華があるし、ぜひ名演技を見せてもらいたいなと思いますし、応援しています！