2023年2月からいよいよプロ野球のキャンプがスタートしますが、1月19日にメンバー発表。
岡田阪神1年目のキャンプメンバーに注目が暑まりましたが、いろんな意図を感じましたね。
では、一軍&二軍メンバーの選定について感想を含めて書いていこうと思います。
阪神一軍&二軍キャンプメンバーのレビュー
早速ですが、キャンプのメンバー割り振りに関して感じたことを書いていこうと思います。
外国人登録枠の争いが激化予想
2023年阪神の外国人選手は5名となりましたが、全員が一軍キャンプに揃い踏み。
投手はB.ケラー&K.ケラー、ビーズリーの3選手、外野手はノイジー、ミエセスの2選手。
それぞれどんな選手なのかについては、別でまとめているのでこちらで確認してください。
2023年阪神新助っ人候補5選手に期待大!外国人の経歴や特徴まとめ
5選手が一軍キャンプ参加となりますが、一軍登録できる外国人枠は4選手まで。
単純に考えれば1名脱落となるので、開幕一軍争いは激しくなることが予想されますね。
私が気になったのは、ノイジー選手ですね。
彼は全米大学最優秀ショートの賞を受賞したほど守備に定評がある選手ですから。
アメリカでは内野手だったものの、阪神では外野手として起用されることが濃厚になっています。
今のところ開幕スタメンレフトの最有力だと思いますが、彼がどれほどの実力なのか必見ですね。
2022年ドラフト組は全員二軍キャンプスタート
近年珍しいと感じたのが、ルーキーメンバーが全員二軍キャンプスタートとなったことです。
毎年ドラフト1位や社会人卒は一軍帯同が多いのですが、今回は岡田監督の意向も強く反映されたのか。
まあ、一軍と二軍が近くでキャンプ張っているので、入れ替え前提で割り振ってはいるでしょうけど。
しかし少し残念なのは、ドラ1森下選手とドラ6富田選手が一軍から外れたことですね。
出来次第で一軍に行く可能性はもちろんありますけど、体調不良や故障は治して欲しかったな。
プロは年齢も経験も関係ない実力主義なので、たとえドラ1でもダメなら起用されませんからね。
一方で、二軍スタートになった高卒ルーキーはむしろ楽しみでしかないです。
ドラ2門別選手・ドラ4茨木選手なんかは素晴らしい素材なので、2年目くらいに一軍登板希望。
藤川球児さんも高卒ドラフトメンバーを絶賛しているので、YouTubeを貼っておきますね。
井上広大・前川右京・高山俊のライト争い
ルーキーとは逆に、一軍キャンプ入りした注目選手は「井上・前川・高山」の3選手でしょう。
井上選手は4年目、前川選手は2年目の若手高卒野手ですが、岡田監督の評価も期待も高い2名。
そして岡田監督がずっと評価をしていた高山選手が、晴れて一軍メンバーに抜擢されていました。
ライトのポジションはまだ決まっていないので、2月のキャンプ初日からアピール合戦になる模様。
全員いいモノを持った選手たちなので、その才能と能力を発揮できた人が開幕一軍入りとなるでしょう。
ここにドラ1の森下選手も加わってくれば、かなり激しいライト争いになるのでかなり注目です。
正直力が拮抗していて難しいところですが、横並びの実力ならルーキー森下選手を使うでしょう。
もしくは将来性を買って前川選手を大抜擢するかもですが、岡田監督なら森下選手を選びそう。
開幕スタメン予想に関しては、別の記事でまとめているのでよければどうぞ。
【野手編】2023年阪神開幕スタメン予想!打順&守備&新外国人はどうなる?
大注目のショート争いが決着か
阪神タイガースの最大の課題であり注目なのが、ショートのポジション争いでしょう。
2022年は中野選手がレギュラーでしたが、肩力の弱さをカバーするためにセカンドへ転向予定。
その空いたショートの枠を巡って、たくさんの選手がバチバチにアピールしてくることになります。
一軍キャンプメンバーを見ると、候補となるのは小幡・木浪・熊谷の3選手でしょう。
岡田監督の発言から、最有力は小幡選手で対抗馬は木浪選手ということになりそうです。
熊谷選手はスタメンではなく途中出場の交代要員なのかな〜と、現状では思います。
私個人的には、将来性も見越して小幡選手を固定して使って欲しいなと思います。
守備力抜群ですし、なんと言っても強肩の持ち主なのでショートにぴったりだと感じます。
打撃は要改善ですが、岡田監督は「ショートは打てんでいい」との考えなので問題ないでしょう。
二軍スタートの中堅メンバーは危機感を
馬場・秋山・山本・北條選手などの中堅組が、二軍キャンプスタートとなりました。
30歳前後となるメンバーですので、必死になって一軍を目指すべき選手たちと言えるでしょう。
全員実力ある選手たちばかりではありますが、有望な若手選手がどんどん育っているので結構危機。
中でも馬場選手、ドラフト1位とはいえ阪神の一軍は鉄壁の投手陣で選手層も厚い。
ここに割って入るためには、キャンプで思いっきりアピールしつつ実戦で結果を残すしかいない。
秋山選手は先発で実績あるし、山本・北條選手も代打要員で使う手段はありそうなのでまだ大丈夫かな。
弱肉強食のプロの世界ですから、1年1年が勝負でありクビになる可能性だってあります。
阪神ファンの私としては思い入れのある選手たちなので、ぜひ頑張って開幕一軍に入って欲しいですね。
ガラスの左腕・高橋遥人の調子は?
2022年にトミージョン手術を行い、2023年後半戦の復帰に向けてリハビリ中の高橋選手。
阪神No.1先発左腕の実力がある高橋選手ですが、二軍キャンプでのスタートとなっていました。
まずは名前がリストアップされていたことに安心しましたし、焦らず治して欲しいなと思っています。
投手王国の阪神ですが、弱点としては先発左腕がとても少ないことです。
2022年も伊藤将司選手がローテーション入りしましたが、それ以外は全員右投手でしたから。
桐敷選手なども期待されていますが、まだまだ枚数が足りていないので高橋選手は貴重な存在なのです。
キャンプ中も思い切り投げることはできないと思いますが、どこまで復調しているのか見ものです。
まとめ
以上、阪神タイガースの一軍&二軍キャンプメンバーを見た感想を書かせていただきました。
二軍が沖縄キャンプに変更となったため、入れ替えはかなり多くなると思いますのでそこも注目。
2023年岡田阪神が「アレ」を達成するために、どんな戦略を取ってくるのか楽しみにしたいと思います。