2023年阪神タイガース、矢野監督から岡田監督に体制を刷新してスタートとなります。
助っ人外国人も大きく入れ替わる予定で、4選手が新たに加わる見込みになっていますね。
今回は新外国人候補のメンバーを詳しくご紹介していこうと思います。
阪神タイガース助っ人外国人のメンバー一覧
2022年から2023年にかけて、阪神の助っ人外国人はどう入れ替わる予定なのでしょうか。
まずは選手リストをもとにおさらいをしていきましょう。
阪神助っ人外国人リスト
2022年
退団:ジョー・ガンケル投手
残留:カイル・ケラー投手
退団:アーロン・ウィルカーソン投手
退団:ラウル・アルカンタラ投手
退団:チェン・ウェイン投手
退団:ジェフリー・マルテ選手
退団:メル・ロハス・ジュニア選手
2023年新候補
ブライアン・ケラー投手
ジェレミー・ビーズリー投手
シェルドン・ノイジー選手(内野手)
ホアン・ミエセス選手(外野手)
2022年シーズンで所属していた7選手のうち6選手が退団と大きく入れ替えが発生します。
野手陣は妥当だと思いますけど、ガンケル選手が退団になったのは個人的に衝撃でしたね。
とはいえ、外国人選手の活躍が物足りなかったのは事実なので、仕方ないかなと思います。
また、助っ人枠も7名から5名に縮小すると岡田監督がおっしゃってました。
確かに2022年シーズンを振り返ると、活躍しなかった外国人選手が多かったですもんね。
それを考えると、助っ人枠を減らすというのも妥当な判断なのではないでしょうか。

今回の新メンバーは、岡田監督が厳選したとの報道があったので、期待して良いのではないでしょうか。
ではどんな選手たちなのか、プロフィールを含めてこれからご紹介したいと思います。
阪神新外国人4選手の経歴と特徴
ここからは、各選手のプロフィールをお伝えしていきます。
ブライアン・ケラー
Profile
出身地:アメリカ合衆国
生年月日:1994年6月21日
身長体重:191cm/95kg
利き手:右投げ右打ち
経歴:ウィスコンシン大学-ヤンキース-レッドソックス3A
ポジション:投手
まず1人目は、レッドソックス3Aで活躍しているケラー選手です。
現在もすでにケラー選手がいるのでややこしいですが、こちらは先発型の投手ですね。
メジャー経験はないのですが、2016年にヤンキース入りしてから3Aまで着実に成長してきたタイプ。
通算成績ですが、129試合に登板して34勝27敗 防御率3.18となっています。
大学時代からずっと先発をやっていたようなので、阪神でも先発起用となる見通しです。
もしかするとケラー→ケラーのリレーが見られるかもしれませんね。
特徴としては、MAX156kmの直球を中心に多彩な変化球を操るバランス型のタイプ。
球種はカーブ・カットボール・チェンジアップを持ってますが、特にカーブの曲がりが大きく魅力。
コントロールも良いので大きく崩れない印象で、ガンケル選手を少しダイナミックにした感じかなと。
間違いなくローテーションの一角に入ってくる選手だと思うので、期待大です。
阪神新助っ人ブライアンケラーが超イケメン!経歴や実績や家族情報を紹介
ジェレミー・ビーズリー
Profile
出身地:アメリカ合衆国
生年月日:1995年11月20日
身長体重:191cm/106kg
利き手:右投げ右打ち
経歴:Dバックス-ブルージェイズ-パイレーツ
ポジション:投手
2人目は、パイレーツでプレーした後にFAになっているビーズリー選手。
彼も先発型の投手なのですが、岡田監督はリリーフもしくは抑えでの起用を考えているそう。
2020年から18試合のメジャー実績もあり、頭角を現してきた即戦力で期待できる投手と言えます。
マイナーでの成績は、108試合で22勝17敗 防御率3.47なのですが、奪三振率が高いのが特徴。
メジャー18試合で奪三振率12.0と高い数字を残していますので、中継ぎや抑え向きなのかもです。
やっぱり三振を奪えないと、リリーフで活躍するのはなかなか難しいですからね。。
球速はMAX157kmで、スプリットとスライダーを織り交ぜて投げるパワー型のタイプ。
球にかなり力があるのと、スライダーの曲がりが非常に大きいので、空振りを奪いやすい印象。
投げ方も迫力があるところからも、抑えの切り札として活躍してくれたら嬉しいですね。
阪神新守護神ジェレミー・ビーズリーの年俸推移とメジャー実績・特徴は?
シェルドン・ノイジー
Profile
出身地:アメリカ合衆国
生年月日:1994年12月10日
身長体重:183cm/89kg
利き手:右投げ右打ち
経歴:ドジャース-アスレチックス
ポジション:内野手
3人目は、ポジション争いが激しい内野の助っ人となるノイジー選手です。
走攻守すべてでレベルが高く、2022年シーズンもメジャーで活躍していた注目の選手ですね。
もし阪神が獲得となれば素晴らしい補強になるでしょうし、そこそこ高年俸になるでしょう。
ノイジー選手の特徴は強力なバッティング・・と言いたいところですが、特に守備力が高い。
2016年全米大学野球で最優秀遊撃手を獲得した実績があり、また肩力が尋常じゃなく強いです。
二塁・三塁・遊撃どこでも守れるので、内野の一角を任せるのもありではないかと思います。
ちなみにバッティングに関しては、中距離ヒッターかなという印象です。
フォームに癖もないので、変化球の多い日本でもある程度は打率を残せるのではないでしょうか。
イメージとしては、2021年シーズンまで在籍していたサンズ選手っぽいかなと思います。
足も速そうなので、高いレベルでバランスの取れた選手という評価です。
ぜひ頑張って阪神に獲得して欲しいなと思います。
【動画付】阪神ノイジーは元全米大学No.1ショート!メジャー実績と年俸は?
ホアン・ミエセス
Profile
出身地:ドミニカ共和国
生年月日:1995年7月13日
身長体重:188cm/84kg
利き手:右投げ右打ち
経歴:ドジャース-カージナルス-レッドソックス
ポジション:外野手
最後の4人目は、典型的な外国人スラッガー!というタイプのミエセス選手。
メジャー経験はないものの、マイナーで通算140本塁打を放っているパワーヒッターですね。
当たれば飛ぶので夢がありますが、空振りマシーンになる恐れもあるので、一か八かの選手かなと。
ミエセス選手はドミニカ代表として東京五輪に出場し、元阪神の呉昇桓選手から決勝本塁打を記録。
銅メダル獲得に大きく貢献したことで注目を集めましたが、まさにドミニカの大砲といった感じ。
ただし、マイナー平均打率.243とやや低く、守備もあまり期待できないので問題も多いと思います。
とはいえ、長打力不足が積年の課題である阪神にとってはいい補強になるでしょう。
外野手のレギュラー陣が活躍できなければ、ミエセス選手を抜擢する可能性も十分あるでしょう。
【動画あり】阪神新助っ人ミエセスの守備は意外と上手い?査定してみた
まとめ
以上、阪神タイガースの2023年新助っ人外国人候補をご紹介してきました。
大きくメンバーが入れ替わるので未知数な部分が多いですが、助っ人の活躍が優勝の鍵を握っています。
メッセンジャー選手やマートン選手とまでは言わないですが、素晴らしい活躍を期待しています!!