2023年阪神タイガースで戦う外国人選手の獲得発表が、連日報道されていますね。
今回はマイナーリーグ通算140本のホームランを記録している、ヨハン・ミエセス選手です。
パワーヒッターのミエセス選手ですが、彼の守備について不安もあるので検証してみたいと思います。
ヨハン・ミエセスの経歴とプロフィール
Profile
名前:ヨハン・ミエセス
出身地:ドミニカ共和国
生年月日:1995年7月13日
身長体重:185cm/120kg
利き手:右投げ右打ち
経歴:ドジャースーカージナルスーレッドソックス(MLB経験なし)
ポジション:外野手
2013年18歳の頃、ドジャースとマイナー契約を結び、晴れてプロ野球選手となったミエセス選手。
そこから9年間ずっとアメリカでプレーをして、MLB経験はないもののキャリアを積み重ねてきました。
特徴としては、120kgの巨体を生かしたパワフルな打撃で、当たればホームランタイプです。
阪神にはいない「右の長距離砲」なので、貧打解消を目指す阪神には夢の大きな選手ですね。
具体的にどんな成績だったかというと、こんな感じです。
マイナー時代の成績
793試合 打率.243 140本塁打 427打点 62盗塁
打率は低いのですが、パワーと勝負強さを兼ね備えた選手と言えるでしょう。
意外にも盗塁も記録されていて、巨体のわりに走れる選手であることもわかりますね。
ヨハン・ミエセスの守備力
パワフルな打撃に注目されがちなミエセス選手ですが、 セ・リーグはDH制ではありません。
守備力も大事な能力になるわけですが、果たしてどのレベルにあるのでしょうか。
マイナー時代の守備位置
そもそもマイナー時代はどこを守っていたかというと、主に外野を守っていました。
レフト・センター・ライト全てを守っていて、DHでの出場数も多かったようですね。
レフト123試合 センター386試合 ライト343試合 DH124試合
阪神だとセンター近本選手で決まっていますので、レフトかライトでの出場になるでしょうね。
守備力とエラー数
では守備力やエラー数の推移はどうかというと、あまり良い数字ではないです。
1シーズン通して、エラー数14個・守備率960〜970くらいの成績になっていました。
比較として近本選手を見てみると、エラー数1〜4個・守備率985〜996あたりで推移しています。
近本選手は数値が良い方ではありますが、それにしてもミエセス選手との差は大きいかなという印象。
エラー数14は、最も守備機会の多いショートと同じくらいのエラー数なので、心配ですね。。
とはいえ、マイナーリーグではファインプレーを記録したケースもあります。
海外のサイトにホームランボールをキャッチする動画があったので、こちらをご覧ください。
ヨハン・ミエセスのレギュラー争い
ミエセス選手は、開幕スタメンの座を獲得することはできるのでしょうか。
私の予想ですが、ミエセス選手はまずはファームからスタートするんじゃないかと思います。
センターは近本選手が確定、レフトとライトには森下・ノイジー選手もいるので激戦です。
可能性がないわけではないですが、守備力を改善しない限りはちょっと難しいかな。。
とはいえ、彼のパワーは超魅力的なので、代打要員でもいいので見てみたいものです。
ちなみに、開幕スタメンメンバーを私が予想させていただきました。
結構いい線いってると思いますので、ぜひ一度チェックしてみてくださいね。
【野手編】2023年阪神開幕スタメン予想!打順&守備&新外国人はどうなる?
まとめ
以上、ヨハン・ミエセス選手のプロフィールや守備についてご紹介してきました。
ドミニカンの怪力を見てみたい気持ちもあり、ぜひ一軍でプレーしてほしいなと思います。
岡田監督体制1年目の2023年シーズン、どういったシーズンになるのか今から楽しみですね。