2021年6月4日にエプソム競馬場で行われた英オークスで、ディープ産駒スノーフォールが圧勝。
2着と16馬身差という圧勝劇を見せ、競馬ファンや関係者の度肝を抜く結果となりましたね。
一躍有名となったスノーフォールですが、日本への凱旋出走はいつになるのでしょうか。
これまでの戦績や次走の予想もあわせて、ご紹介していきたいなと思います。
スノーフォール(Snowfall)の日本凱旋はいつ?
エプソム競馬場で開催された英オークス、勝ったのはディープインパクト産駒のスノーフォール。
3番人気だったものの、コーナー直後に逃げ馬を軽くかわした後に独走劇を演じて見せましたね。
この快勝を見て、日本の競馬ファンは早くも日本への凱旋はいつなんだ?との声が殺到。
では、日本で出走するならいったいいつになるのでしょうか。
結論から言えば、日本で出走するとすればジャパンカップになるだろうと思います。
海外の有力馬が集結する大きな大会ですし、距離2400mもスノーフォールの適性距離です。
2021年11月28日の開催となりますので、約半年後ですが期待が高まりますよね。
ちなみに、ジャパンカップは2006年に父親・ディープインパクトも制覇したレースです。
親子での制覇を見たい!と私個人も思うんですけど、イギリスからの遠征負担が大きいのも事実。
これだけの実力馬が、遠路はるばる日本に果たして来てくれるかどうかの疑問はありますね。
スノーフォールの血統や生い立ち
父:ディープインパクト
父父:サンデーサイレンス
父母:ウインドインハーヘア
母:ベストインザワールド
母父:ガリレオ
母母:レッドエビー
血統
スノーフォールはもともと、北海道安平町という町で生まれているので、出身は日本です。
生産者は日本の超巨大企業「ノーザンファーム」で、生まれた後にアイルランドに渡っています。
サンデーサイレンス産駒であり、母親のベストインザワールドの姉は凱旋門賞馬でもあります。
もともとマイルを中心に出走していたんですが、目立った成績を残せませんでした。
2021年5月に出場したGIII「ミュージドラS」で初めて2100mに挑戦、4番人気ながら圧勝。
そこから中距離に主戦場を切り替えて、今回の英オークス2400mでも圧勝することになりました。
まあ、サンデーサイレンス・ディープインパクトの血統的にも中距離適性は◎でしょう。
さらに母方の血統的にも中距離いけるので、この距離の変更は正解だったと言えるでしょう。
生い立ち
生まれは、競馬ファンなら誰もが知っている日本のノーザンファーム。
1994年以前は社台ファームという名前でも有名でしたが、歴史の長い巨大組織ですね。
この会社は日本の競馬界に多大なる影響を与えていて、ざっとこんな功績を残しています。
ノーザンファームの功績
1975年 ノーザンテーストを種牡馬として導入
1991年 サンデーサイレンスを種牡馬として導入
2002年 ディープインパクト出生・育成
その他、数々の名馬を排出
特に、ノーザンテーストとサンデーサイレンスを種牡馬で日本に招待した功績は尋常ではない。
20年くらい前は、もはや日本のGI馬がほぼサンデーサイレンス産駒だったくらいですからね。
ディープインパクトもそうですし、数々の名馬を生み出しているトップ企業です。
最近だと、2018年に牝馬三冠を達成したアーモンドアイ。
2019年の年度代表馬になったリスグラシュー。
先日2021年日本ダービーを制覇したシャフリヤール。
これら全てノーザンファームで生まれた馬というだけでも凄いですよね。
スノーフォールは、2020年6月のデビューから同年9月までアイルランドで活動。
10月からイギリスに場所を変えて出走していて、今回の英オークスもエプソム競馬場。
アイルランドとイギリスは隣国なので、大きく場所を変えたわけではないですけどね。
スノーフォールの戦績と次走
スノーフォールのこれまでの戦績(2021年6月時点)は9戦3勝です。
今回初のGⅠ制覇となりましたが、2021年後半はGⅠラッシュになることは間違いないですね。
おそらくですが、以下どれかになるんじゃないかと予想しています。
7月3日 エクリプスS 芝1990m
7月17日 愛オークス 芝2400m
7月24日 キングジョージ6世&クイーンエリザベスS 芝2390m
これらのレースを経て、2021年10月3日に行われる凱旋門賞に出走するのではないでしょうか。
そして、11月28日のジャパンカップ出走、、となれば、めちゃくちゃテンション上がりますよね。
11月後半の時期って海外GⅠレースが少ないので、可能性としてもそこそこあるかもしれませんよ。
まとめ
以上、英オークスを制覇したディープインパクト産駒のスノーフォールを特集しました。
16馬身差という圧倒的な実力を見せつけましたが、ディープインパクトの強さが証明されましたね。
次走以降どうなるのか、そして日本への凱旋出走があるのかも注目して見ていきましょう!