2021年6月24日放送の「カンブリア宮殿」に、スターバックスコーヒージャパンCEOの水口貴文さんが登場しました。
日本市場でのスタバの店舗拡大を成功させ、今後さらなる飛躍を誓っている注目のビジネスパーソンです。
そんな水口さんについて、経歴・年収・家族など気になる情報をまとめましたので、ぜひ読んでみてください。
スタバCEO水口貴文のプロフィールや生い立ち
水口貴文のプロフィール
名前:水口貴文
出身:東京都
生年月日:1967年1月10日
高校:筑波大学付属高校
大学:上智大学国際関係法学科
大学院:イタリア・ボッコーニ大学MBA
経歴:PwCコンサルー(家業)ーLVグループースターバックスコーヒージャパン
東京都出身の水口さんですが、靴製造卸を営んでいる両親のもとで生まれ育ちました。
当時から何万円もする高級な靴を製造販売している会社だったそうで、イタリアやフランスに出張で何ヶ月も両親がいなくなるというような家庭環境だったそうです。
のちに彼は実家の家業を手伝うことになるのですが、ビジネスや経営感覚というのは幼い頃から自然と身についたんだとおっしゃっています。
両親
父親・宝一さんは、もともと日本製靴という会社に所属していました。
今はこの会社名は残ってないのですが、ビジネスシューズで有名な「REGAL」というブランドの前身がこの日本製靴という会社です。
REGALは私も好きで、よく街中のショップでビジネスシューズを購入するんですが、素晴らしい品質とデザインが魅力的なブランド。
宝一さんはこの会社で勤務したのち、ユニオン製靴の社長として大活躍されたというかたです。
母親・ 慶子さんは「パシフィックオーバーシーズ」という会社の社長令嬢(二女)。
社長令嬢なんて普段生活していると出会える女性ではないと思いますし、時代的にもビジネス上の繋がりから結婚に至ったのかもしれませんね。
このように、当時のビジネス界を代表するような人たちの間に生まれたのが貴文さんだったということなので、大げさにいうと「ビジネス界のサラブレッド」ともいえます。
高校・大学
進学した高校は、かの有名な名門校・筑波大学附属高校に進学しています。
この高校はなんと偏差値78という高さで、まさに日本でもトップクラスの国立高校。
学生時代から頭が良く、勉強もできたことは言うまでもないですね。
高校卒業後は、上智大学の国際関係法学科に進学します。
幼い頃からの両親の影響もあり、海外が身近に見えて興味を持っていたそうです。
偏差値はネットの情報だと67.5だそうですので、これまたレベルの高い大学・学科なんですね。
社会人
水口さんが1989年に新卒入社したのが、プライスウォーターハウスコンサルティング(PwC)という外資系のコンサル会社です。
人と同じ道ではなく、人とは違う道を歩むという性格もあり、当時そこまで知名度のなかった会社への就職を決めたんだそうです。
この時代はバブル絶頂期で、金融・証券・商社などが人気だったらしく、上智大学の同期もみんなその道に進んでいたそうです。
ちなみにPwCコンサルは、現在はデロイト・KPMG・EYアドバイザリーと並んで4大総合コンサルと呼ばれるほど有名な会社になっています。
平均年収も1000万円クラスの有名企業ですが、当時はまだそこまで有名ではなかったそうですね。
そんな水口さんですが、 PwCコンサルを早々に辞めてイタリアの大学にMBA取得に行っています。
その当時のことを振り返って、水口さんはこのように話されています。
あえてアメリカでなくイタリアに行くという選択をしました。
イタリアといっても、大学院は世界中から人が来るので、価値観も多様でした。
イタリア人とイギリス人は喧嘩していたし、カンニングする人はいるし(笑)
やはり「人と違う道を選択する」という精神があったのようで、卒業後はPwC・MBAの知識や経験をもとに実家の家業を手伝うようになり、そこで資金的な経営難から従業員のリストラや立て直しに奔走したそうです。
その後、ルイヴィトングループに入ってフランスで勤務、そこで実績を残したのちに2014年からスターバックスコーヒージャパンに転身。
そして2016年にCOOからCEOに抜擢されて現在に至っています。
水口貴文の家族や年収
色んな経歴を渡り歩いてきた水口さんですが、プライベートの情報はどうなっているのでしょうか。
ネットの情報によれば、現在は奥さんとその間に生まれた3人のお子さんがいらっしゃるそうです。
水口さんは現在54歳なので、お子さんもすでに大きくなられてるんじゃないかなという予想です。
ただご家族に関して詳細は公開をされていないみたいです。
そして、気になる水口さんの年収ですが、いったいどれぐらいのお金をもらっているのでしょうか。
正式に公開はされていないのですが、おそらく3000万〜4000万ぐらいの年収だと予想しています。
このように思った方も、もしかしたらいらっしゃるかもしれません。
スターバックスの創業社長だったら、軽く年収億を超えていると思いますが、水口さんはあくまで日本法人の社長。
雇われ社長という立場ですので、まず億を超えることはないですね。
ちなみに、タリーズコーヒージャパンの社長として有名だった松田公太さん。
彼も同じく創業者ではなく日本法人の社長なので、待遇的には同じだと思われます。
ただ松田さんの場合、自らシアトル本社に掛け合って日本にタリーズを誘致した方ですので、偉業レベルでいうと全然違いますけど。
蛇足ですが、松田公太さんは2012年の時点で資産4億円を超えているという雑誌報道がありました。
タリーズコーヒーの日本法人立ち上げで大成功を収めて、一気に年収がアップしたという背景。
やはり外資系企業のスタートアップというのは夢がありますね。
まとめ
以上、カンブリア宮殿で特集されたスターバックスコーヒージャパンCEOの水口貴文さんのご紹介をさせていただきました。
ここには書き切れませんでしたが、水口さんの人柄やビジョンはとても魅力的で、今後もスターバックスから目が離せないなと感じました。
スタバの店舗数も、コロナ禍にも関わらず2000まで増やすと発表されていますし、果たして上手くいくのか注目していきたいなと思います。