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日立製作所の152km右腕・原田康成特集!経歴や特徴(家族・兄)の紹介

2021年プロ野球ドラフト会議にて、指名候補として注目されている日立製作所・原田康成選手。

社会人としてプレーしている即戦力投手ですが、プロ入りが非常に期待されて話題になっています。

そんな原田選手はいったいどんな選手なのか、経歴やプロフィールなどをご紹介したいと思います。

原田康成の経歴やプロフィール

プロフィール

名前:原田康成(はらだたいせい)
出身:千葉県千葉市
生年月日:1997年12月27日
身長体重:182cm・91kg
利き手:右投げ右打ち
ポジション:投手
キャリア:東海大望洋高-東洋大-日立製作所

 

幼少期~中学生

原田選手は、小学校1年生から仁戸名ファミリーズで野球をはじめました。

3年生の頃から投手としてプレーをするようになり、そこで潜在能力の高さに注目されていたそう。

 

中学に進学すると、学校の野球部ではなく市原ポニーベースボールクラブに所属。

3年生時には「第2回コルトリーグ全日本中学野球選手権大会」で優勝を勝ち取ることになります。

そして、原田選手の活躍が評価されてこの大会の最優秀投手賞に選ばれています。

 

投手として強豪校からのお誘いがある中、千葉の名門・東海大学望洋高校に進学することになります。

 

東海大望洋高校時代

千葉県にある東海大望洋高校ですが、県内屈指の強豪校として有名な高校ですよね。

甲子園出場経験もあり、ヤクルト金久保選手も同校出身の投手として活躍されています。

 

原田選手は、東海大望洋高校では1年生の秋からベンチ入り、2年生夏には甲子園出場を果たします。

県予選では背番号10ながら4試合に登板し、2回戦の千葉日大第一戦で最速143kmを記録。

5回戦の渋谷幕張戦では、9回2アウトまで無四球無安打無失点15奪三振の好投を見せました。

計23.1回を投げて25奪三振、10安打2失点の好成績を残し、甲子園出場に導いた実績があります。

 

甲子園大会では、初戦の城北高校戦(熊本代表)に先発で出場。

計5.1回を投げ2失点でしたが、チームは3-5で惜しくも敗れてしまいました。

高校卒業時、プロからの評価も高かったものの大学でさらなるレベルアップを誓い東海大学へ。

 

東海大学~日立製作所時代

東海大学へ進学した原田選手ですが、1年生春からいきなりベンチ入りを果たします。

開幕週の城西大学戦でMAX145kmをマークし、1回1奪三振の好投でリーグ戦デビュー。

 

2年春に初先発を経験すると、3年春には3勝1敗、防御率1.77で最優秀投手を受賞しました。

その才能が評価され、3年生12月に侍ジャパン大学日本代表強化合宿に召集されることになります。

大学通算では31試合、14勝2敗、167.1回、防御率1.61という素晴らしい好成績を収めたんですね。

 

カオスくん
大卒でプロ入りしなかったの?

 

2019年ドラフトでは注目が集まりましたが、プロ志望届は出さず日立製作所に入社します。

当時もプロ志望届を出すものと思われていたのですが、自分の力不足を痛感していたのでしょうか。

 

日立製所に入社すると、1年目から都市対抗野球大会に出場しています。

2年目となる今シーズンは、日本選手権代表決定戦で惜しくも敗れてしまいました。

都市対抗野球千葉県大会では代表決定戦まで進んでいるので、ここでの活躍にも注目ですね。

原田泰成の特徴や魅力

 

では、この原田選手の特徴やプレースタイルはどんなものがあるのでしょうか。

ここでは、実際のプレー動画も合わせてご紹介していこうと思います。

 

恵まれた体格

プロで活躍するためには技術はもちろんですが、なによりケガをしないことが1番大切です。

原田選手の場合、身長182cmながら体重91kgとすでに体づくりが出来上がっています。

なにより下半身が非常にどっしりしていて、それにより投球フォームが安定していている印象です。

 

体が資本のプロ野球選手において、恵まれた体格というのも一つの才能と言えます。

威圧感さえ感じる原田選手のフィジカルは魅力的ですし、必ず武器になることでしょう。

 

MAX152kmの力のあるストレート

がっちりとした体格から投げ込むストレートは、MAX152kmを記録するなど威力十分。

真っ直ぐでどんどん押していくことができる投手なので、非常に頼もしさを感じます。

 

原田選手のフォームですが、上半身の力に頼らず、体重移動をスムーズに行っている印象です。

自然に腕が出てきてやわらかい腕の使い方ができるので、ストレートの伸びがあって質が高い

コントロールもよくまとまっているので、さすが社会人の即戦力選手だなと感じますね。

 

真面目な性格の努力家

とても練習熱心で真面目な性格だそうで、日々のトレーニングも欠かさないとのこと。

その成果として表れているのが体重で、高校時代に20kgの増量に成功したことです。

 

東洋大望洋高校入学時、原田選手の体重は70kgほどだったそうです。

しかし、他の選手の体がめちゃくちゃ大きいことに驚き、それからウエイトと食事を徹底。

結果的に2年生時には体重90kgを突破するなど、1年で20kgの増量に成功したというエピソード。

 

こういった集中力や努力家である性格は、間違いなくプロの世界でもプラスに働くでしょう。

プロの壁にぶち当たることも多いと思いますが、持ち前の真面目さで大きく飛躍して欲しいですね。

 

原田康成の家族構成や兄弟

 

では、原田選手の家族や兄弟はどんな人たちなんでしょうか。

 

まずお父さん(原田望さん)ですが、望さんもずっと野球をやっていた方です。

高校時代、のちに近鉄入りする山崎慎太郎選手と捕手としてバッテリーを組んでいた実力者。

さらに社会人まで野球を続け、引退後は日本製紙石巻でコーチ、助監督を務めた方でした。

 

また原田選手には2歳上の兄・竜生さんがいて、彼もまた野球をやっている方です。

現在トヨタ自動車東日本に所属し、捕手として現役でプレーされているんですね。

 

幼少期からピッチングは望さんに教え込まれたそうで、アドバイスをもらっているそうです。

千葉に帰省した時は、望さんと竜生さんと必ずキャッチボールをするほど仲の良い家族なんですね。

 

まとめ

以上、今回は日立製作所のドラフト候補である原田康成選手をご紹介しました。

がっちりとした体格から投げ込む、最速152kmのストレートが武器の本格派投手です。

野球一家で育ち、真面目に努力してきたことでドラフト候補まで成長しました。

ポテンシャル十分の即戦力投手、果たしてどこの球団が指名するのか楽しみですね。

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