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関東第一のプロ注目・市川祐特集!MAX152km右腕の経歴と特徴と投球動画

2021年ドラフト候補選手として注目を浴びている、関東第一のエース右腕・市川祐選手。

最後の夏では決勝で涙を飲みましたが、プロ志望届を提出して指名の期待が高まっています。

そんな市川選手について、プロフィールや特徴をここでご紹介できたらなと思っています。

市川祐の経歴やプロフィール

プロフィール

名前:市川 祐
出身:東京都
生年月日:2003年8月23日
身長体重:184㎝82kg
利き手:右投げ右打ち
ポジション:投手
キャリア:四谷フェニックスー新宿シニアー関東第一

 

幼少期〜高校時代まで

市川選手は、小学校4年生から小学校の軟式野球チームに入り野球を始めました。

中学時代は新宿シニアに所属し、その才能が見込まれ中学3年生の夏にリトルシニア日本代表に選出

投手として全米選手権に出場した経験もあったため、鳴り物入りで名門・関東第一へ進学します。

 

関東第一といえば東京の名門校で、楽天・オコエ瑠偉選手中日・石橋康太選手の出身校。

近年かなり力をつけてきた高校で、甲子園の常連校として注目されてきていますよね。

 

そんな関東第一に進学すると、1年夏からベンチ入りを果たして公式戦に出場しました。

その年の甲子園でも背番号11でベンチ入りを果たし、準々決勝の履正社戦ではリリーフで登板。

 

2年秋の新チームでは上級生となり、エースの座を手に入れます。

1回戦の都新宿戦では、いきなりノーヒットノーランを達成してプロスカウトを驚かせます。

秋はベスト4、春は都大会制覇、夏は東東京大会準優勝という、堂々たる成績を残しています。

 

ちなみに、同じ東京都でプロ志望届を出している左腕に二松学舎大付・秋山正雲選手がいます。

右腕が市川選手なら左腕は秋山選手と、東京都を代表する高校生投手として話題になっています。

秋山選手の動向も気になるところですし、ぜひ一緒にチェックしておいてください。

 

二松学舎の東京No.1左腕・秋山正雲の球速や変化球は?プロ注目の実力評価

 

3年春から夏にかけて、制球・球威が飛躍的に成長したことで、ドラフト指名候補にランクアップ。

2021年高卒選手の中では間違いなくトップランク、どの球団が指名するか注目されています。

市川祐の特徴やプレースタイル

 

では、そんな市川選手にはどんな特徴があるのでしょうか。

 

最速152km/hを誇る速球

市川選手の最大の特徴といえば、なんといってもMAX152km/hを誇る速球が武器です。

3年夏の準決勝・修徳戦で152km/hをマークしましたが、1年前の2年夏の段階では142km/h。

1年間で10km/hも球速アップしていることから、順調に成長をしていることがわかります。

 

また、回転数も2,400台後半をマークするなど、非常に高い数値を誇っています。

真っスラ気味のクセ球ということで、打ちにくい球であることは間違いないと言えます。

 

ハイレベルで多彩な変化球

真っ直ぐだけではなく、ハイレベルな変化球にも注目です。

持ち球は、スライダー・カーブ・チェンジアップを上手く使い分けることができます。

 

スライダーは、そこまで変化量が大きいわけではなく、横滑りであるのが特徴。

ただカーブとチェンジアップは空振りを奪える球種であり、大いに武器になりうる球種です。

カーブは縦に大きく変化するタイプで、決め球としても十分に使うことができます。

チェンジアップに関してはカウント球として使っていますが、非常に有効な変化球となりそうです。

 

恵まれた体格

そして忘れてはいけないのが、身長184cm体重82kgという恵まれた体格

この体格が土台となっていることで、常時140km/hを超える球を投げ続けることができるのです。

 

まだ高校生なので、今後ますます体づくりに力を入れていくことで成長の余地は十分にあるでしょう。

これからさらにレベルアップが見込めるという意味でも、プロでの活躍を期待してしまいますね。

 

百聞は一見にしかずということで、市川選手の投球動画を最後に貼っておきますね。

 

 

以上の内容に加え、制球も安定しているので、高校生とはいえ全体的な完成度は高いと言えます。

プロに入って即戦力で活躍できるほどではありませんが、3年後に大化けする可能性を秘めています。

このまま着実に成長を重ねていけば、プロでも十分に活躍できる選手に育っていくと思われます。

 

市川祐の親友の存在

 

市川選手には、プレーボールの直前にいつも行う儀式があります。

帽子を脱ぎ、胸に手を当てて、天を仰ぐのです。

市川選手の中学時代のチームメイトが、高校1年生の時に亡くなりました。

 

高校3年の夏の大会が終了した際のインタビューで、市川選手はこう話しています。

 

それから、いつも最初のマウンドで空を見つめています。

『お前の分まで頑張る。天国から見ていてくれ』と。

 

残念ながら、最後の夏は甲子園に出場することがありませんでした。

しかしながら、この親友のためにも、プロのマウンドで力強く腕を振り続けて欲しいですね。

 

まとめ

今回は、2021ドラフト指名候補として注目されている、関東第一・市川祐選手をご紹介しました。

高校生にしてMAX152kmの球速、そして完成度の高い変化球と恵まれた体格は非常に魅力的です。

親友のためにも、ぜひプロの第一線で活躍する選手になってほしいと思います!

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