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明徳義塾のエース左腕・代木大和特集!父親譲りのセンスの秘密や経歴は?

高知県の名門・明徳義塾高校で2021年エースを務めていた、代木大和選手。

甲子園にも出場してベスト8まで進んで立役者であり、ドラフト会議での指名にも注目されています。

今回の記事では、代木選手とはどんな選手なのか生い立ちや特徴・魅力を語りたいなと思います。

代木大和の経歴やプロフィール

プロフィール

名前:代木大和
出身:高知県
生年月日:2003年9月8日
身長体重:185cm81kg
利き手:左投げ左打ち
ポジション:投手
キャリア:川之江ボーイズー明徳義塾

 

生い立ち

高知県で生まれ育った代木選手ですが、彼の父・謙太さんは元プロ注目の野球選手でした。

愛媛県にある強豪・川之江高校でエースとして活躍、その後亜細亜大学でプレーしていました。

 

覚醒したらドラフト1位」とチームメイトも絶賛するほど、高いポテンシャルを秘めていたそう。

松坂世代の選手で、藤川球児さんや和田毅さんと同級生として活躍していた方なんですね。

 

 

とある方が、当時の亜細亜大学の名簿を載せてくれていました。

何気に「松田宣浩」と書かれていて、これは間違いなくソフトバンクの松田選手ですねww

 

プロ野球の世界には進みませんでしたが、その野球の才能を受け継いで生まれたのが代木選手なのです。

 

幼少期〜高校時代まで

代木選手は、小学校1年生の時から野球を始め、中学では川之江ボーイズでエースを務めます。

その頃から大きな注目を集めており、各所から高校関係者が練習を見に彼の元を訪れていました。

進学先となる明徳義塾・馬淵史郎監督もその1人だったんだそうです。

 

見に行った練習で馬淵監督が代木選手にアドバイスをすると、途端に構えた場所にボールがズバリ。

馬淵監督の指導力に惚れ込み「馬淵監督に野球を習いたい」と思うようになったとのエピソード。

この時、代木選手は明徳義塾への進学を決めることになります。

 

明徳義塾に進学すると、早速その才能を発揮して1年秋からベンチ入り。

明治神宮大会にも出場し、中京大中京打線を相手に3回2失点の好投を披露します。

2年夏は、甲子園で行われた交流戦に出場し、チームの逆転を呼び込む見事な投球を見せます。

 

代木選手が成長したのは2年秋からで、エースの座を掴み取り四国大会を優勝に導きます。

県大会の決勝では、ライバルの高知・森木大智投手との投げ合いで、延長12回1失点完投。

打線も森木投手から1点しか取れず引き分け再試合になりましたは、今度は9回完封勝利。

 

3年春のセンバツでも8回1失点(自責点0)の好投を見せますが、打線が奮わず1回戦で敗退。

そして夏の甲子園では、投手としても大活躍しましたし、打者としてもライトスタンドへ特大本塁打。

野球の才能をいかんなく発揮し、全国ベスト8進出のまさに立役者として注目を浴びました。

 

そして2021年秋、プロ志望届を提出してドラフト候補選手としてリストアップされました。

スケールの大きな選手なので、ポテンシャル的には十分プロ入りできるのではないでしょうか。

代木大和の特徴やプレースタイル

 

では、そんな代木大和選手はどんな特徴や魅力を持ったプレーヤーなんでしょうか。

具体的にご紹介していきたいと思います。

 

多彩な変化球を操る巧みな投球術

名将・馬淵監督が絶賛しているのが、代木選手が持ち合わせている「左の投球術」というものです。

実に多彩な変化球を操り、その投球術について馬淵監督が「プロで飯が食える」と明言するほど。

 

代木選手は他の注目選手とは異なり、球速が速いタイプのピッチャーではありません。

直球も130km台ですが、高卒選手で伸び代はありますし非凡な投球術を体得しています。

センスが光る選手という意味では、プロでしっかり鍛錬すれば一軍でも活躍できるのではと思います。

 

身長185cm体重81kgという恵まれた体格

代木選手のもう1つの魅力としては、高身長でガッシリした体格があります。

それだけではなく、体を柔軟に使いこなせるので、細かいボールのコントロールも得意です。

恵まれたフィジカルだけではなく、繊細な動きもできる器用さも持ち合わせているのは素晴らしい。

 

さらに、投手としてだけではなく、ホームランも打てるバッティング能力を持っています。

プロで投手か野手どちらになるかわかりませんが、いずれも高い能力を備えている選手ですね。

 

亜細亜大出身の父と鍛えた安定したメンタル

代木選手がここまで成長してきたのには、お父さんの影響も大きいです。

厳しい練習で有名な亜細亜大学で野球をやっていたため、息子にも厳しかったそうです。

実際、甲子園でのプレー映像を見ていても、どんな場面でも冷静に周りによく声をかけていました。

 

お父さん譲りの強いメンタルのおかげで、明徳義塾での厳しい練習にも耐えられたのでしょう。

ピンチや逆境に強いという部分も、ポテンシャルの高さを感じさせてくれますね。

 

プロで活躍の可能性や理由

プロスカウトからも高い評価を得ている代木選手ですが、プロで活躍する可能性はどうでしょうか。

まず指名の可能性については、下位か育成での指名なら十分ありえるでしょう。

 

高校生らしからぬ投球術で打者を翻弄するほか、直球も着実に球速を上げています。

現在の最速は143kmですが、これだけの体を持っていれば150kmも夢ではないでしょう。

まさに素材型と言えると思いますし、3年鍛えれば一流選手の仲間入りとなるのではと思います。

 

ちなみに、素材型の左腕といえば二松学舎大付・秋山正雲選手も忘れてはいけませんね。

彼もまたプロ志望届を提出していますが、小さい体ながらパワフルな投球ができる選手です。

どの球団が指名するのか注目が集まっている選手ですので、ぜひ合わせてチェックしてください。

 

二松学舎の東京No.1左腕・秋山正雲の球速や変化球は?プロ注目の実力評価

 

まとめ

以上、今回は明徳義塾のエースとして活躍していた代木大和選手の紹介でした。

ライバルの高知・森木選手と切磋琢磨して、お互いを高め合ってきた代木選手もプロ注目選手。

センスが光る技巧派の左腕として、プロの舞台で活躍する姿を見れる日を楽しみにしたいですね。

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