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日本通運の秘密兵器・柴田大地が凄い!MAX156km右腕の経歴や動画紹介

日本通運でドラフト候補選手として注目されているのが、柴田大地選手。

MAX156kmを記録している剛腕投手として、プロスカウトが高い評価をつけているとのこと。

そんな柴田選手とはいったいどんな選手なのか、経歴やプロフィールをご紹介したいと思います。

柴田大地の経歴・プロフィール

プロフィール

名前:柴田 大地(しばた だいち)
ポジション:投手
身長体重:180cm・90kg
利き手:右投げ右打ち
出身:東京都大田区
生年月日:1997年11月7日
キャリア:日体大荏原高校→日体大→日本通運

 

幼少期〜日体大荏原高校時代

彼が生まれ育ったのは、羽田空港のある東京都大田区の地域。

中学時代は硬式野球チームの「羽田アンビシャス」という地元のチームでプレーします。

当時から野球が上手くて有名だったのですが、高校は日体大荏原という地元の学校へ進学します。

 

日体大荏原高校と言えばゴルフの名門校として有名で、数々の名プレーヤーを輩出しています。

丸山茂樹さん・伊沢利光さんなど日本を代表する選手の出身校として、名を知られていますね。

 

日体大荏原高校へ進学後は、1年秋からベンチ入りするもののケガとの闘いの日々。

控え投手としてプレーしていたのですが、3年生の夏の東東京予選では先発投手として登板。

4回戦でプロ注目の吉村貢司郎投手(現在東芝)擁する日大豊山に惜敗しますが、好素材として注目。

大会自体は、オコエ瑠偉選手が率いる関東第一が優勝するのですが、これで高校時代は終了。

 

日体大〜日本通運時代

日本体育大学進学後、高校時代と同じように右肘を痛めケガとの闘いを余儀なくされます。

そしてなんと、柴田選手は日体大時代4年間で公式戦登板は”ゼロ”なのです!

よく4年間野球に向き合えたなと思いますし、精神力や忍耐力は計り知れないですね。。。

 

柴田選手は大学卒業後も野球継続のため4年生時に「トミージョン手術」を受けることを決意。

トミージョン手術とは、損傷した肘の靭帯を切除し、そこに正常な腱の一部を移植する手術のこと。

近年では、ダルビッシュ選手や大谷選手も受けていますし、再起可能な手術として注目されています。

 

全く大学時代に登板していない中、4年生で手術を決断するって凄くないですか?

つまり、社会人で復活して野球をやるという決意の表れだと思いますし、並々ならぬ思いですね。

その思いが通じたのか、潜在能力を買われて日本通運に入団して野球を続けることができました。

 

入社1年目、術後のリハビリ期間として体づくりに注力します。

そして11月にようやく実戦復帰をすると、春先には150kmを記録することになります。

さらに2年目5月のオープン戦では154kmを計測し、8月の鷺宮製作所とのオープン戦で156kmを記録。

 

過去5年間公式戦での実績がない投手が、2021年にいきなり156kmを記録して評価を爆上げ。

なんとプロスカウトもリストアップしており、ドラフト指名の可能性が高まっている珍しい選手です。

柴田大地の特徴や魅力

 

では、この柴田投手はどんな特徴や魅力があるのでしょうか。

ここでは、具体的なポイントを3点ご紹介します。

 

最速156kmを誇る本格右腕

先述のように、MAX156kmを誇るパワーのあるストレートが武器です。

トミージョン手術後も順調に球速を更新しており、右肘の不安も解消されていると推測されます。

特にセットポジションから左足を上げたところは、レッドソックスの澤村投手と重なるイメージ。

 

後半でピッチング動画も紹介していますが、完全にパワーピッチャータイプ。

制球力はまだ荒削りですが、常時150kmを超えるボールを投げられるのは魅力満点です。

先発よりむしろ中継ぎや抑えに適性がありそうですし、ワンポイントで使いたい選手でしょう。

 

ちなみに、社会人出身でドラフト上位指名候補の剛腕といえば、三菱自動車倉敷の廣畑敦也選手

スリークォーターから投げる豪速球でバッターをなぎ倒しており、1位指名候補と言われています。

ぜひ廣畑選手のことも注目しておいてくださいね。

 

廣畑敦也(三菱倉敷)家族のヤクルト愛が凄い!兄弟の名前の由来もアノ人

 

安定した強靭な下半身

柴田投手は上背こそ180cmと平均並みですが、体重が90kgあり堂々たる体格です。

高校・大学時代、ケガに苦しんだ期間に体づくりに注力したこと、下半身の安定感アップ。

安定感のある下半身から右腕にしっかりと力を伝えることで、力のあるボールが投げられています。

 

プロのスカウトは口を揃えて「直球で空振りが取れるのが魅力」と話しています。

まさに豪速球という名前がピッタリで、下半身と上半身を全て使って投げ込んできます。

タイプとしては、西武の平選手のようなイメージかなと思っており、常人離れした力強さが◎

 

じゃあ実際どんなフォームで投げているのか、気になりますよね。

YouTubeで動画をアップしてくれている人がいましたので、こちらをご覧ください。

 

 

逆境に強い底知れない精神力

大学4年間実績がない中、プロを目指して手術を行うくらいの強い精神力を持っています

普通ならプロ入りを諦める状況だと思いますが、再起を信じて努力し続けてきたんですね。

 

苦しい時期を1人で乗り越えてきた訳ではなく、もちろんたくさんの方に支えてもらったそうです。

柴田選手も「これまで応援してくれた方々のために、必ずプロで活躍する」と話されています。

色んな方の思いも背負っている柴田選手、ぜひプロ入りして思う存分暴れて欲しいですね。

 

まとめ

以上、大学では公式戦登板なしのパワーピッチャー日本通運・柴田大地投手をご紹介しました。

ボストンレッドソックスで活躍する澤村投手のように、躍動感溢れる投球スタイルで活躍が期待。

果たして悲願のドラフト指名はあるのか、運命の日を楽しみに待っていたいと思います。

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