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【広島2位】三菱重工West・森翔平特集!大器晩成左腕の経歴や特徴を紹介

2021年ドラフト会議にて、広島カープからドラフト2位で指名された三菱重工West・森翔平投手。

大学卒業から社会人野球で結果を残し、見事上位指名を勝ち取ることができました。

即戦力として活躍の期待がかかる森翔平投手のプロフィールや魅力をご紹介します。

森翔平のプロフィールと経歴

プロフィール

名前:森翔平(もり しょうへい)
出身地:鳥取県鳥取市
生年月日:1998年1月1日
身長:177cm
体重:80kg
利き手:左投左打
ポジション:投手
経歴:鳥取商業高-関西大-三菱重工神戸高砂(現:三菱重工West)
対戦したい選手:佐藤輝明(阪神)

 

幼少期~高校時代

鳥取県生まれ鳥取育ちの森投手は、小学1年生の時から青谷小スポーツ少年団で野球を始めます。

青谷中に進学後は鳥取クラウンボーイズに所属し、硬式野球の経験を積みました。

 

高校は鳥取県立鳥取商業高校に進み、1年夏から一塁手でレギュラーを掴みます。

当時から肩が非常に強かったことから、途中で投手に転向して本格的に取り組むことになります。

 

ここで才能を開花させることになり、3年春に同校7年ぶりの県大会優勝に大きく貢献。

全6試合中4試合28イニングに登板し、自責点1という素晴らしい結果を残しました。

プロ入りまでは届きませんでしたが、大学でのレベルアップを誓って進学を決めます。

 

関西大学時代

才能を開花させ始めた森選手ですが、関西大学進学後はなかなか試合に出場することができず。

本格的に試合に出始めたのが3年春で、主にリリーフとして経験を積むことになります。

大学3年生までは実績もなく、プロから注目されるような選手でもなかったんですね。

 

転機になったのは4年秋、レギュラー投手の故障で先発での登板機会が回ってきます。

元阪急の山口高志コーチの指導をうけ、「継続は力なり」と積み重ねた努力が実を結びます。

14試合中8試合に登板(先発6試合)2勝3敗、防御率2.52、安定した投球で優勝に大きく貢献。

優勝がかかった近畿大3回戦では最速149kmを計測し、先発での初勝利をあげました。

 

続いて行われた代表決定戦・天理大戦では、9回8三振1失点で完投勝利。

4年秋の明治神宮大会では、47年ぶりに決勝進出して準優勝を飾ることになりました。

16イニングを投げて1勝1敗・防御率2.25の結果を残し、全国でも通用することを証明しました。

大学での実績は少ないものの、4年生で一気に頭角を現して社会人へ進むことになりました。

 

三菱重工West時代

大学卒業後、三菱重工神戸・高砂に就職して1年目から公式戦に出場することになります。

秋の都市対抗野球予選・パナソニック戦で1失点完投し、プロスカウトの注目を浴びることに。

 

2年目の都市対抗野球予選では、計4試合に登板し自責点0と安定感を示して第3代表の座を獲得。

代表決定戦では昨年敗れたパナソニック相手に、ストレートはMAX150kmを計測。

3安打10奪三振完封勝利と実力を見せつけ、評価を不動のものとしました。

 

その実力はプロ相手に通用することも証明しています。

2020年7月に阪神2軍相手に4回無失点、2021年3月プロアマ交流戦では阪神2軍に3回無失点。

同年4月オリックス2軍を6回途中無失点と素晴らしい成績を残しています。

 

まさに大器晩成と言える選手ですし、社会人ながらなお大きく成長している期待の投手。

即戦力左腕であることはもちろんですが、今後の伸び代にも魅力を感じる選手と言えるでしょう。

森翔平の特徴と魅力

 

ここからは、森翔平選手の魅力や特徴を具体的にご紹介したいと思います。

広島カープの貴重な戦力になること間違いなしなので、ぜひご覧ください。

 

キレのある最速150kmのストレート

常時セットポジションから投げ込む最速150kmのストレートは、最大の魅力です。

左腕で150kmを記録するのはかなり貴重ですし、打者としても非常に打ちにくいでしょう。

 

本人いわく「スピードガンのスピードよりも空振りが取れるストレート」とのこと。

145kmでもいいから、キレのある直球を目指して腕を磨きたいと考えているそうです。

 

打者を惑わす豊富な球種

球種はスライダー、カットボール、カーブ、チェンジアップ、ツーシームと豊富です。

すべての球種でコントロールがいいので、多彩な攻め方ができることはプラスポイント。

逆を言えば、これといった決め球がないので、球が高めに浮いてくると打ち込まれる可能性ありです。

 

キレや変化量なども、まだまだ改善の余地があると感じます。

同じ左腕で言えば、西武ドラフト2位で指名された筑波大学・佐藤隼輔選手も素晴らしい選手。

違うリーグではありますが、同じ左腕としてライバルになりそうな投手なので注目ですね。

 

大学No.1左腕の筑波大・佐藤隼輔はどんな選手?特徴や球速・球種を紹介

 

先発もリリーフもできる柔軟性

大学時代から先発もリリーフも経験しているので、起用しやすい選手と言えるでしょう。

先発としては、100球を超えても球威が落ちないスタミナがあるので、十分使えると言えます。

またリリーフ経験もありますし、150km投げれる左腕はそれほどいないので貴重な存在です。

 

カープには速球派の左腕は塹江くらいなので、リリーフに配置されることも十分ありえるでしょう。

投手陣の強化が必要な広島カープにとって、森選手の加入は大きくプラスに働くと思います。

 

まとめ

以上、2021年広島東洋カープドラフト2位指名・森翔平投手についてご紹介しました。

ドラフト後の会見では「1年目から2桁勝利」と高い目標を掲げていて、ワクワクしましたね。

床田・高橋昴・玉村選手など若い左腕の中で切磋琢磨し、相乗効果を期待しましょう。

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