大谷翔平選手・菊池雄星選手などのメジャーリーガーを輩出してきた岩手の名門・花巻東高校。
この花巻東高校に、再び超絶怪物ルーキーが出現したとの報道があり話題になっています。
彼の名前は佐々木麟太郎選手で、すでに1年生の春季大会でホームランを連発しています。
そこで今回は、佐々木選手の特徴や魅力・動画などをまとめてご紹介したいと思います。
佐々木麟太郎のプロフィールや実績
名前:佐々木麟太郎
生年月日:2005年4月18日
身長体重:183cm・115kg
出身地:岩手県生まれ
経歴:江釣子スポーツ少年団ー金ケ崎リトルシニアー花巻東
ポジション:ファースト
生い立ち
岩手県の北上市というところで生まれ育った佐々木麟太郎選手。
佐々木家の長男として生まれ、幼少期の頃から野球が大好きで地元のスポーツ少年団に入団するところからキャリアがスタートします。
プロフィールにあるとおり、小さな頃から体格は非常に恵まれていたそうで、当時から主砲を任せられるほど有名なパワーヒッターだったと言う噂です。
彼が参考にしていた選手は、地元の英雄・大谷翔平選手、、、と思いきや、なんとバリー・ボンズ選手だったとのことで驚き。
バリー・ボンズ選手といえば、MLB歴代最高本塁打数を記録していて、通算762本を記録。
2001年に記録したシーズン73本塁打は、いまだに破られていない大記録ですよね。
日本人選手ではなく外国人選手を参考にしているあたり、どこか非凡さを感じてしまいますね。
そして何より、佐々木麟太郎選手最大の特徴は花巻東高校の佐々木監督の長男であるということです。
佐々木監督は1999年から花巻東の監督になっているのですが、ご本人も国士舘大学まで野球をやり、その後神奈川のモンスター校・横浜隼人高校の硬式野球部監督を経験されています。
まだ40代ですが、高校野球の指導歴が20年を超えているベテラン監督なので、そんな父親と監督を持つ佐々木選手は自らのポテンシャルを発揮する環境として最高だと思います。
中学生時代
佐々木麟太郎選手は「金ヶ崎リトルシニア」という、地元のシニアリーグに所属していました。
この金ヶ崎リトルシニアというのは、怪物メジャーリーガー大谷翔平選手のお父さんが監督をされているチームで、非常に素晴らしい野球メソッドを取り入れていることで有名。
そのメソッドを3年間じっくり学び、中学生ながらにして超人的なスラッガーに育ったのが佐々木麟太郎選手だということなんですね。
ちなみに、大谷翔平選手が2021年メジャーリーグでホームラン争いを演じるほど大活躍をしていますが、彼のセンスや体の使い方など基礎的な部分は父親に叩き込まれたものだと言われています。
野球メソッドといえば、大谷翔平選手が高校時代に取り組んでいた「目標設定シート」が話題になりましたよね。
9つのゴールを設定をして、各ゴールを達成するために必要な項目を記載するシートなんですが、野球だけではなく社会人でも使えるとのことで流行った記憶があります。
大谷選手が高校時代に書いていた目標設定シートの画像があったので、ここで紹介しておきたいと思います。
まずですね、字が綺麗ですね笑
書いてある内容は非常に洗練されていますし、このシートに書いたものを愚直に頑張ったからこそ今のメジャーリーグでの活躍があるんだと、つくづく感じます。
花巻東高校入学後
2021年4月に野球の名門・花巻東高校に進学した佐々木選手。
入学当初から、その恵まれた体格と非凡なバッティングセンスが注目されていました。
2021年6月中旬現在ですが、すでに2番打者でスタメン出場が続いています。
しかも高校通算10本を記録していて、ライバルである強豪・一関学院や盛岡大付戦でも特大ホームランを叩き込んでいます。
3打席連続ホームランという離れ業も1年生でやっちゃっていて、もはや高校1年生と思えません。
そして彼に対する期待の表れとして、背番号17を与えられていることにあります。
この番号は花巻東で出世番号という位置づけになっていて、メジャーリーガー菊池雄星選手や大谷翔平選手もつけていた番号なんですね。
1年生夏の大会から間違いなく注目される選手だと思うので、是非皆さん知っておいてください。
2021年夏の大会
岩手県の地方大会でも、ベンチ入りしてスタメン出場を果たしました。
その巨体とパワフルなスイングに全国から注目が集まり、ホームランの期待が高まっていました。
そして、3回戦の花北青雲戦で、ついに大会第一号の豪快なホームランを打ちました!
佐々木 麟太郎[内野手](花巻東 ①)
【第103回 岩手大会 3回戦】
(2021/7/17 対 花北青雲)《本塁打ダイジェスト》#Draft_Note
— ドラフトノート (@Draft_Note) July 17, 2021
動画を見てもわかりますが、、もはや1年生のスイングではないですよね。
風貌やバッティングの姿はまさに村上宗隆選手そっくり、いやバリーボンズそっくり笑。
これは是非とも甲子園の舞台で見てみたいですし、このフルスイングを続けて欲しいですね。
佐々木麟太郎の特徴や魅力
そんな佐々木麟太郎選手ですが、彼の特徴や魅力はいったい何なのでしょうか。
ここでは、3つのポイントをお伝えしたいと思います。
超高校級のパワーと打撃センス
やはりなんといっても、佐々木麟太郎選手の魅力は遠くに飛ばすパワーでしょう。
高校1年生にして3打席連続ホームランを打つとか、常人にはまず無理ですよね。。
そのパワーもさることながら、バッティング技術も高く長打率が非常に高いという特徴があります。
こんな高校1年生は、PL学園で高校野球史に名を残した清原和博さん以来ではないでしょうか。
それくらいの破壊力とインパクトがあるので、めちゃくちゃ魅力的な選手だと言えますね。
タイプとしては、大谷翔平選手のような万能タイプではなく、ヤクルトの4番で大活躍している村上宗隆選手のイメージに近いでしょうか。
身長も同じぐらいですし、パワーも村上選手の高校時代を彷彿とさせるような魅力を持っています。
ただ一つ気になるのは体重です。
まだ入学当初なので絞りきれてはいないと思いますが、115kgはさすがにちょっと重すぎかなと。
あとで彼の動画を紹介するんですけど、バッティングも走塁も少し鈍さを感じるので、しっかりと引き締めればさらなる成績アップが期待できるのではないかと思いますね。
真面目で一生懸命な性格
佐々木監督に小さな頃から厳しく指導されているからか、大柄な体格を揺らしながら常に全力で走っている姿が印象的です。
ホームラン級の打球も、フェンスを越えるまで全力で走っています。
花巻東高校の佐々木監督のコンセプトとして「野球選手ではなく人として育てること」があります。
さらに「日本一になるためには日本一の全力疾走、日本一のカバーリングをしよう」と常日頃から言っているそうです。
この考えが、1年生である佐々木麟太郎選手にもしっかりと染み付いているんだと感じさせられます。
文武両道で頭脳も兼ね備えている
野球から少し外れますが、佐々木麟太郎選手で1つ気になったのは、中学時代に生徒会長をやっていたという経歴です。
中学時代に生徒会長って、勉強ができたりリーダーシップを持ってる人間じゃないとなかなかなれないという印象があるんですよね。
おそらくこの佐々木麟太郎選手も、中学時代に勉強も頑張っていたと思いますし、同級生からの信頼もあったんだと思います。
かつて、ID野球を駆使してヤクルトを日本一に導いた野村克也さんは、ドラフト指名の選手を決める時に中学時代の通知表をチェックしてたとの逸話があります。
野球において身体能力やパワーは必要なのは当然ですが、考える時間が長い野球は頭脳がとても大切になると野村さんもおっしゃっていたのを記憶しています。
花巻東高校でもぜひ文武両道を貫いて、偉大な先輩のようにプロ野球選手そしてメジャーリーガーとして活躍して欲しいなと思います。
佐々木麟太郎のバッティング動画
ではここで、佐々木麟太郎選手のバッティング動画をご紹介したいと思います。
岩手県のテレビで放送された春季大会決勝の映像ですが、佐々木麟太郎選手がホームランを打っていますのでご覧ください。
野球のスペシャリストではないので詳しくはわかりませんが、軽く振ってホームランにしているような印象を受けてしまいます。
素人でもそう感じるくらいですから、それぐらいパワーがずば抜けているんでしょう。
それにしても高校1年生でこの体格はマジですごい、将来が末恐ろしい1年生です。
ちなみに、佐々木選手と同じ1年生怪物スラッガーには広陵・眞鍋慧選手がいます。
身長189cmという素晴らしい体格を持っていて、投手もこなせる大谷翔平選手タイプ。
彼も地方大会からスタメン出場を果たし、初戦で豪快なホームランを放って話題になりました。
ぜひ真鍋選手もこの機会に覚えておいてくださいね。
【動画あり】広陵の大谷翔平2世ルーキー真鍋慧が怪物級!経歴やプロフィール紹介!
佐々木麟太郎の口コミやコメントや評判
すでに大注目の佐々木麟太郎選手ですが、ネットやSNSではどんな反応なんでしょうか。
今回は一部ですが、ご紹介していこうと思います。
高校野球ファンA
入学から約2か月で高校通算10本塁打の怪物。先輩大谷選手は高校通算54本だから、間違いなく抜くだろうな。ただ走塁の時、体重が重すぎて息が上がってるな。。
東北在住女性A
規格外のパワーで花巻東旋風を期待しています!あと、楽天イーグルスで待ってます!
某西武ファン
マジで半端ない!山川穂高と森友哉を合わせた感じだけど、1年生の打撃じゃないよな。この体格は西武入り確定だろ笑
熱烈なMLBファン
日本人離れした選手だから、ぜひバリーボンズ選手を目指して頑張って欲しい。太ってても動ければ良い!
色んなコメントがあって面白かったんですが、知名度はまだ高くないので東北在住者が投稿の中心。
特に楽天イーグルスファンの方が、2年後のドラフトでの入団を熱烈歓迎しているのがツボでした。
花巻東高校、2021年はかなりチームのレベルが高く強いという噂です。
春の岩手県大会決勝で、盛岡大付に15-0で勝利しているくらいですから、甲子園最有力候補。
ぜひ佐々木麟太郎選手を甲子園で見てみたいので、夏の岩手県大会優勝して欲しいですね!
まとめ
以上、花巻東高校野球部の超怪物ルーキー・佐々木麟太郎選手を特集してご紹介しました。
間違いなく注目選手になると思うので、1年生の時からぜひチェックしておいてくださいね。
投手育成で有名な花巻東ですが、超一流打者も誕生してしまう予感がプンプンします。
黄金ルーキーと言えば、佐々木選手と同学年の履正社・元木翔大選手も大注目です。
元読売巨人軍の元木大介さんの長男で、U12世界大会でMVPとベストナインを獲得した逸材。
彼も1年生から出場機会がありそうなので、ぜひ合わせてチェックをして見てくださいね。
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