2021年夏の高校野球大会がいよいよ始まりましたが、今回特集するのは福岡大大濠の松尾兄弟です。
兄・松尾光氣選手と弟・松尾尚哉ともに注目されていて、今大会大暴れの予感がしています。
そんな松尾兄弟はどんな選手なのか、経歴・特徴・プレースタイルをご紹介したいと思います。
松尾光氣の経歴やプロフィール
松尾光氣のプロフィール
名前:松尾光氣
生年月日:2003年9月5日
身長体重:178cm/79kg
出身地:福岡県福岡市
利き手:右投げ右打ち
50m:6.2秒
遠投:95m
中学時代
福岡県福岡市で生まれ育ったお兄さん松尾光氣選手。
この松尾選手は、今の時代には珍しく「7人兄弟」という大所帯の家族で形成されています。
中学時代は福岡市立平尾中学校の野球部に所属していました。
野球の名門高校に進学する生徒たちは、みんなボーイズやシニアの硬式チーム出身のケースが多いのですが、彼は軟式野球をやっていました。
中学の頃は福岡選抜に選ばれるほどの実力で、特に打撃力が高く評価されていたそうです。
そこでの実績や能力の高さを見込まれて、福岡県の甲子園常連校である福岡大大濠に進学となります。
福岡大大濠進学後
福岡の名門である福岡大大濠には、地元の硬式野球チーム出身の強力なライバル達がたくさん。
そんな中で彼は2年生の秋からレギュラーを獲得、非凡な打撃力を買われて5番打者としてクリーンナップを任されていました。
彼が注目を集めたのは春の選抜甲子園で、同じ九州の具志川商との一戦でした。
4-4で迎えた延長11回に決勝ホームランをレストスタンドに放ち、パンチ力の強さに一気に注目が集まりました。
ちょうどこの時期、打撃の調子を落としていたため8番打者だったのですが、もともと5番を打っていたクリーンナップの実力を発揮した瞬間でした。
このホームランで松尾選手は高校通算24本塁打を記録、九州で注目のスラッガーとしてドラフト候補としてピックアップされています。
そのあとに開催された2021年春季大会では4番打者に昇格、チームの打線を牽引して九州大会ベスト4まで駒を進めました。
成長著しい選手なので、この夏の大会もとても楽しみに感じている1人です。
松尾尚哉の経歴やプロフィール
松尾光氣のプロフィール
名前:松尾尚哉
生年月日:2005年生まれ
出身地:福岡県福岡市
利き手:右投げ右打ち
ポジション:内野手・投手
中学時代
弟・松尾尚哉選手は、兄の光氣さんと同じく福岡県福岡市生まれ。
地元の平尾中学校で軟式野球部に所属していたところも、全く同じ経歴です。
お兄さんも凄い選手だったのですが、この尚哉選手も中学時代にとても有名な選手で、絶対的エースとして活躍されていました。
ちなみに、松尾尚哉選手は中学2年生の頃に福岡市大会優勝を成し遂げたいわゆる優勝投手。
輝かしい実績を掲げてお兄さんと同じ名門・福岡大大濠高校へ進学しました。
福岡大大濠進学後
入学して間もない高校1年生の松尾尚哉選手ですが、春季大会でいきなりベンチ入りを果たします。
同じ1年生からは4人もベンチ入りしたのですが、その中で唯一1桁の背番号を奪ったのが松尾選手。
そして、春季九州大会の準決勝・具志川商戦で投手として先発登板を果たします。
右のオーバースローで素晴らしい投球をしていたのですが、試合の結果は0-8と大敗してしまいます。
とはいえ、公式戦の準決勝の先発に抜擢されるほどのポテンシャルを監督も感じていたのでしょう。
ちなみに、同学年の強豪・糸島ボーイズ主将だった藤田悠太郎選手もスタメン出場を果たしています。
攻守にわたりセンスと実力の高さが注目されていますので、合わせてチェックしておいてくださいね。
福岡大大濠1年生ルーキー藤田悠太郎特集!糸島ボーイズ主将の経歴や特徴は?
松尾光氣&尚哉の特徴やプレースタイル
では、この注目の松尾兄弟はどんな選手たちなんでしょうか。
私の知っている限りの情報にはなりますが、ここでまとめてご紹介したいと思います。
身体能力が高いプレイヤー
まず二人に共通しているのは、身体能力が非常に高いということです。
身長や体重は飛び抜けて大きいというわけではないんですが、走攻守すべてでレベルが高いのが特徴です。
兄の光氣選手は1番でも4番でも打てる器用さがありますし、パンチ力も備わっています。
弟の尚哉さんは、投手としての能力が高い選手。
打順は9番での出場だったのですが、打撃のセンスも高そうですし夏の大会ではもう少し上位を打つ可能性があると感じました。
この二人が揃って甲子園に出場したら、注目&活躍してくれること間違いないでしょう。
パンチ力のある打撃
兄弟ともに、高校生離れしたパワーと体格を持っている選手なので打撃もかなり期待できます。
兄の光氣選手は長距離砲として育ってきている感じはありますし、弟の尚哉選手もがっしりとした体格なので、大きな打球を飛ばす力は持っていそうです。
ちなみに、2021年夏の高校野球注目度No.1スラッガーといえば、花巻東の超怪物ルーキーの佐々木麟太郎選手でしょう。
ヤクルトの村上宗隆選手を彷彿とさせるような怪力の持ち主で、1年生ながらすでにホームランを量産しているようです。
今年の花巻東はかなり強く甲子園出場もあると思うので、ぜひ彼もチェックしておいてください。
花巻東の超怪物ルーキー佐々木麟太郎特集!村上宗隆二世の特徴や魅力は?
まとめ
以上、福岡県の高校野球の名門・福岡大大濠に所属する松尾兄弟の特集をさせていただきました。
2021年の夏の大会で人気となること間違いなし、ぜひ大活躍してくれたら嬉しいなと思います。
果たして甲子園に出場して、松尾兄弟の名を知らしめることができるのか、注目ですね。