2021年高校野球のシーズンが始まり、2年ぶりの甲子園大会が楽しみな時期になりました。
今年も各地域に素晴らしい選手が育ってきており、彼らの成績やプレーに注目が集まっています。
今回は、2021年に高校1年生を迎えた注目のルーキーたちをピックアップしてご紹介します。
すでに春季大会でスタメンを獲得した選手もたくさんいますので、ぜひチェックしてみてください。
2021高校野球注目の1年生ルーキーたち
早速ですが、2021年高校野球で活躍が期待されるルーキーたちをご紹介したいと思います。
すでに春季大会からベンチ入り、そしてスタメンの座を奪っていた17選手をまとめてみました。
花巻東高校 佐々木麟太郎
2021年最も注目度の高い1年生といえば、怪物ルーキー佐々木麟太郎選手でしょう。
183cm・115kgという恵まれた体格をすでに持っており、パワーもすでに超高校級と言えます。
すでに高校通算10本塁打を超えており、3打席連続ホームランも記録するほどの打撃力です。
彼の憧れは元メジャーリーガーのバリー・ボンズ選手、バッティング動画を見て研究しているそう。
また、花巻東高校の佐々木監督の息子さんでもあるので、野球センスや能力もすでに高いとの評価。
すでにスタメン入りしている大型スラッガーなので、甲子園で豪快なホームランも観れるかもですね。
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横浜高校 緒方漣
世代No.1ショートと呼ばれ、すでに名門・横浜高校でスタメンを獲得している緒方漣選手。
横浜高校監督も「1年生でこんな守備が上手い選手見たことない」と絶賛するほどのレベルです。
中学時代も1年生からAチームでショートを守り、強肩を生かして投手もやっていた経験もあります。
165cmと小柄な選手ではありますが、守備範囲の広さや捕球から送球までのスピードが異次元。
1年生から守備でスタメンを獲得するという異色なタイプ、元ロッテの小坂選手タイプかと思います。
神奈川県地方大会では、1番ショートとして打率.455を残して打撃でも開眼しているのも驚きです。
緒方選手の動画も含めて紹介していますので、こちらの記事もぜひご覧になってみてください。
名門横浜の鉄壁ルーキー緒方漣特集!世代No.1ショートの特徴や魅力は?
横浜高校 杉山遙希
先ほどの緒方選手とチームメイトで、甲子園大会でエースナンバーを背負った杉山遙希選手。
140kmほどの球速ながら、抜群の制球力と切れ味鋭い変化球でチームを優勝に導きました。
読売ジャイアンツジュニアから東京城南ボーイズを経て、横浜高校で輝きを見せています。
3年生左腕の金井慎之介選手は、中学時代のボーイズチームの先輩に当たります。
精神的にも支えてもらっているそうで、二人で力を合わせて甲子園大会を戦うことになります。
ピンチでも動じないマウンド度胸も魅力の選手、ルーキーイヤーにどんな活躍ができるか楽しみです。
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三重高校 野田泰市
2021年夏の高校野球地方大会で、最多安打18を記録したのが三重の野田泰市選手。
地元尾鷲市出身で、代表クラスの経験がないところから一躍有名になった期待のプレーヤーです。
スーパールーキーとして今度の成長も期待できますし、ワクワクする選手と感じています。
ちなみに2位の17安打を記録したのは、大阪桐蔭の池田陵真選手や智弁学園の前川右京選手。
いずれもプロ注目の強打者ですが、彼らを抑えて1位の安打数を記録したのは驚異的と言えます。
過去の情報があまりない未知数な選手なので、ぜひ注目して追いかけて欲しいなと思います。
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履正社高校 元木翔大
元読売ジャイアンツ、現ヘッドコーチの元木大介さんの長男が履正社に進学しています。
上の写真は、父親の元木大介さんが監督を務めたU-12世界大会でMVPを獲得したシーンです。
野球嫌いでサッカーをやっていた元木選手ですが、小学校高学年から野球を始めて一気に覚醒。
神奈川住まいだった彼ですが、親元を飛び出して大阪の名門・履正社高校へ進学。
激戦区であり、かつ強力なライバルがいる高校ですが、果たしてスタメン獲得なるか。
父親譲りの野球センスを存分に発揮することができれば、1年生から大活躍もあるかもしれません。
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明徳義塾高校 寺地隆成
甲子園常連校である高知・明徳義塾で、サードの座を奪った注目の1年生が寺地隆成選手。
両親が剣道日本チャンピオンというスポーツ界のサラブレッド、身体能力は申し分ないです。
春季大会で背番号5をゲット、打率.454というハイアベレージを残して名将・馬淵監督も大絶賛。
寺地選手は東京の城東ボーイズ出身なのですが、中学3年生秋に明徳中に転校しています。
明徳義塾高校で野球をやる覚悟と気持ちの表れだと思いますし、ハートの強さも魅力的な選手。
夏の大会では中軸を打つ可能性大ですので、ぜひ注目してみておいてくださいね。
明徳義塾期待のルーキー寺地隆成特集!剣道王者の息子の経歴やプロフィール紹介!
広陵高校 中尾湊
強肩好打の内野手として、広島・広陵高校のセカンドスタメンを勝ち取った中尾湊選手。
先ほどの横浜高校の緒方漣選手と同じく、守備力と肩の強さがセールスポイントと言われています。
さらに近大福山戦で2ランホームランも放っており、小さいながらパンチ力も備わっているのも魅力。
写真を見てわかりますが、下半身の筋肉が盛り上がりまくっていて、相当鍛えているなと感じますね。
中尾選手の親戚には、巨人黄金時代の捕手だった森祗晶さんがいらっしゃいます。
V9戦士であり、西武の監督として8回のリーグ優勝に導いた名将の血を受け継いでいます。
森さんはハワイ在住なのですが、オンラインで野球指導を受けるらしく、成長が楽しみな選手です。
広陵の世代最強1年生ルーキー中尾湊特集!名将・森祗晶譲りの実力や経歴!
広陵高校 真鍋慧
中尾選手と同じ広陵には、怪物ルーキーのスラッガー真鍋慧選手がいます。
惜しくも広島県大会で敗退して甲子園出場できませんでしたが、真鍋選手は相当凄い選手です。
地方大会では1年生ながらクリーンナップに座り、豪快なホームランを放っていました。
身長189cm・86kgと恵まれた体格を持ち、さらに柔軟なプレーで投手もこなせる逸材です。
密かに「大谷翔平二世」と言われており、広陵高校の主砲となることは間違いないでしょう。
これから一生懸命体を鍛えて、さらにスケールアップして欲しいなと願う選手の一人ですね。
【動画あり】広陵の大谷翔平2世ルーキー真鍋慧が怪物級!経歴やプロフィール紹介
木更津総合高校 三富大輝
千葉の強豪・木更津総合で、すでにクリーンナップの5番に座っているのが三富大輝選手。
お父さんが拓大紅陵高校の選手だったのですが、野球センスを受け継ぎ開花しつつあります。
中学時代は4番打者、東関東選抜にも選ばれたスラッガーで、デビュー戦で2打点を挙げる大活躍。
これまで野球と陸上を掛け持ちしていた三富選手ですが、地元の木更津総合野球部を選択。
180cmの身長があるので、高校生の間に体を鍛えて大きくすればもっと飛距離も伸びていくでしょう。
この夏ももちろんですが、ポテンシャルが高いので来年以降も期待が持てる選手と言えますね。
木更津総合1年生スラッガー三富大輝特集!経歴やプロフィールや特徴は?
仙台育英高校 山田脩也
仙台育英出身の4つ上の兄・山田利輝選手を持つ、才能豊かな1年生として注目されています。
U-12日本代表の投手として活躍し、仙台育英進学後は春からショートに抜擢されて出場しています。
華麗なジャンピングスローを披露するなど、守備力と肩には定評がある素晴らしい選手です。
兄・利輝さんは、仙台育英時代に3番打者として甲子園でもホームランを放っています。
現在富士大学でレフトスタメンを獲得、ベストナイン・最多打点も記録するなどプロ注目選手。
兄弟揃って身体能力が高い選手なので、夏の大会でもショートスタメンで活躍する可能性大です。
仙台育英1年生ショート山田脩也特集!素材型ルーキーの特徴やプレースタイルは?
仙台育英高校 齋藤陽
山田選手と同じ仙台育英で、レフトのスタメンに抜擢された齋藤陽選手も注目です。
50m5.9秒、広角に打ち分ける打撃センスも抜群という将来性豊かな選手と言えます。
須江監督も「ミートセンスと打撃力がズバ抜けてる」とおっしゃるほどです。
2021年夏の大会も注目ではありますが、まだまだ成長途中の選手とも言えます。
山田脩也選手はベンチ入り確実ですが、果たして齋藤陽選手も食い込めるか注目です。
仙台育英1年生ルーキー齋藤陽特集!走攻守揃った逸材の経歴やプロフィールは?
西日本短大付属高校 江口翔人
世代最強ショートとして評価が高いのが、西日本短大付属高校の江口翔人選手です。
横浜高校の緒方漣選手と同じく、福岡県大会では1番ショートでスタメン出場していました。
打率.368・11四死球を選び、多くの得点に絡んだ選手として存在感を際立たせました。
ソフトバンクジュニア時代から注目されていた少年で、筑後サザンホークスを経て西短へ。
走攻守すべてでレベルが高く、野球センスもあるのでバンバン盗塁できるという才能もあります。
将来の夢は「プロ野球選手」だそうですので、これからドンドン成長して欲しい期待の選手です。
西日本短大の牛若丸・江口翔人特集!1年生ルーキーの経歴やプロフィール紹介
福岡大大濠高校 藤田悠太郎
福岡の強豪チーム・糸島ボーイズ出身の期待のルーキー藤田悠太郎選手も注目です。
100名以上の応募者の中から15名をセレクションする糸島ボーイズ、その主将を務めたのが彼です。
キャプテンシーだけではなく、守備も打撃も素晴らしい能力を持っており、春季大会でスタメン獲得。
福岡大大濠は選抜甲子園でベスト8に進出した強豪ですが、藤田選手は6番打者として出場しています。
パワーとセンスを兼ね備えた素晴らしい素材なので、これからの成長も期待できると思っています。
新戦力が充実している福岡大大濠ですが、その1人として藤田選手に注目してみてくださいね。
福岡大大濠1年生ルーキー藤田悠太郎特集!糸島ボーイズ主将の経歴や特徴は?
福岡大大濠高校 松尾尚哉
同じく福岡大大濠で、3年生に兄・松尾光氣選手を持つルーキー松尾尚哉選手。
チームの4番を務める松尾光氣選手も注目ですが、松尾尚哉選手も実力を持っている選手です。
尚哉選手は中学時代に福岡市の大会で優勝していて、その時の2年生エースだったことで有名です。
7人の松尾兄弟の2人ですが、ともに攻守が高いレベルにあるので活躍の予感がします。
尚哉選手がベンチ入りを果たして出場できるかどうかですが、兄弟ともに応援しています。
福岡大大濠の松尾光氣&尚哉兄弟がアツい!経歴や特徴やプロフィール紹介
東北高校 斉藤夢明
宮城県の名門・東北高校で1番ライトのスタメンを奪った期待の斉藤夢明選手。
千葉の強豪・佐倉シニアで活躍し、中学2年生の頃には外野手部門でベストナインを獲得しています。
打撃も守備もすでに高いレベルにあり、特に打撃に関しては急成長を遂げているとの評価もあります。
近年は仙台育英にリードされつつある東北高校ですが、ハッブス大起選手など大型新人も加入。
地方大会で優勝争いに絡んでくる可能性は高いので、この斉藤選手の活躍もカギになりそうですね。
東北高校1年生ルーキー斉藤夢明特集!走攻守揃った逸材の経歴やプロフィール紹介!
山梨学院高校 進藤天
横浜高校の緒方漣選手に匹敵するくらい、高い守備力に定評があるのが山梨学院の進藤天選手。
彼もまた、地元の浜松シニアで中学1年生からショートスタメンで出場して活躍していました。
中学時代に静岡の選抜チームにも選ばれ、1番サードとして注目を集めていたとのことです。
春季大会では6番ショートとして出場していましたが、華麗な守備は健在でした。
夏の大会でもスタメン起用ありそうですので、ぜひチェックしておいてくださいね。
山梨学院の鉄壁1年生ショート進藤天特集!浜松の星の経歴やプロフィールは?
桐生第一高校 佐藤礼恩
群馬県の強豪・桐生第一のセカンドに抜擢され、春季大会でも活躍した佐藤礼恩選手。
横浜緒方選手、山梨学院進藤選手と並んで、高い守備力を評価されているのがこの佐藤選手。
もともとショートが本職ですが、3年生の山田選手が守っているのでセカンドでの出場となっています。
この佐藤選手は、守備だけではなく打撃もかなりパワフルなスイングができます。
打った瞬間確信歩きする大きなホームランを打つなど、秘めたるパワーは魅力的ですね。
こちらの記事に動画もありますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
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まとめ
以上、2021年入学の期待の高校野球選手を17名ご紹介しました。
夏の大会でベンチ入りする選手もたくさんいると思いますし、甲子園出場を果たす可能性もあります。
誰がベンチ入り、そしてスタメン出場するのか楽しみですし、ぜひ全力で応援したいなと思っています。