2021年夏の甲子園が近づいてきましたが、今回特集するのは横浜高校の杉山遙希選手です。
1年生ルーキーながら大事な場面で起用されていて、素晴らしい投球を見せています。
今後の高校野球界で必ず注目される選手ですので、ぜひご紹介させていただきたいと思います。
杉山遙希の経歴やプロフィール
プロフィール
名前:杉山遙希
生まれ:2005年度
学年:1年生
身長体重:180cm/75kg
出身地: 東京都板橋区
利き手:右投げ左打ち
生い立ち
東京都板橋区の都会出身である杉山選手ですが、小学生時代から非常に有名な選手。
小学6年生の頃には、関東エリアで有能な小学生が選抜される読売ジャイアンツジュニアに選ばれます。
2017年ジャイアンツジュニアには、清原和博さんの次男・清原勝児選手も選出されています。
彼は現在慶應義塾高校に進学していて、レギュラー獲得に向けて日々頑張っているそうです。
さらには、同じ横浜高校に進学した山﨑隆之介選手もジャイアンツジュニアに選ばれています。
杉山選手と山﨑選手は中学時代も東京城南ボーイズのチームメイトで、横浜高校でも1年生ながら同時にベンチ入りを果たしていますね。
中学時代の杉山選手はというと、東日本報知オールスター東東京選抜に選ばれています。
この当時から注目の中学生左腕として有名で、素晴らしいキレとコントロールで大活躍。
関東の強豪校を中心にたくさんの高校から声がかかっていたそうで、進学先に注目を集めていました。
横浜高校進後
大人気の杉山選手だったのですが、彼が進学先として選んだのは名門・横浜高校でした。
近年は同じ神奈川の東海大相模が一歩リードしていますが、相当な強豪なのは間違いありません。
なぜ杉山選手が横浜高校を選んだのかは不明ですが、もしかすると3年生のエース左腕・金井慎之介選手の影響が大きかったのかもしれませんね。
金井選手は杉山選手と同じ東京城南ボーイズ出身で、MAX148kmを投げるドラフト候補です。
出身も左腕であることも共通していますし、金井選手を慕って進学した可能性はあるかもです。
そんな杉山選手ですが、夏の神奈川大会で背番号25番をもらってベンチ入りを果たします。
その実力の高さに評価はうなぎ上り、準々決勝の向上戦では先発投手として大活躍し勝利しています。
監督からの信頼も高く、大事な場面で登場するシーンが目立っていますね。
来シーズンは間違いなくエース候補ですし、どこまで成長してくれるのか楽しみですね。
杉山遙希の特徴やプレースタイル
では、この杉山選手はどういった選手なんでしょうか。
彼の特徴やプレースタイルについて、ご紹介していきたいと思います。
球速以上に伸びを感じるストレート
杉山選手の最大の魅力といえば、抜群の伸びを持ったストレートでしょう。
現時点でMAX139kmとスピード的にはインパクトはないのですが、ボールの伸びが凄い。
対戦経験のある人のいわく、体感速度は140km台後半くらいに感じるんだそうです。
最近は1年生でも140km後半のスピードボールを投げる選手がゴロゴロいますよね。
しかし杉山選手はホームベースに向かって球威を増すタイプで、バッターが差し込まれるパターン。
これからさらに球速はアップすると思うので、将来的な期待値もとても高い選手と言えますね。
制球力の高さと多彩な変化球
彼の持ち味は、制球力のある多彩な変化球にもあります。
カーブ・スライダー・チェンジアップを多彩に操り、そして際どいコースにきっちり制球できます。
すでにこれだけの変化球を投げられるので、もっと練習してキレを身につけられれば鬼に金棒でしょう。
さらに、ピンチにも動じない強い心臓も持っています。
実際のマウンド上での佇まいも非常に堂々としていますし、1年生とは思えない風格を感じます。
自分自身への自信もあるでしょうし、大事な場面でのリリーフが多いことも監督からの信頼の証。
ちなみに、横浜高校の同世代ですでに1番ショートでスタメン出場している選手が1人います。
その名も緒方漣選手、すでに高校生離れした抜群の守備力を持っている期待のルーキーです。
ぜひ彼のことも覚えておいて欲しいなと思います。
名門横浜の鉄壁ルーキー緒方漣特集!世代No.1ショートの特徴や魅力は?
まとめ
以上、横浜高校の期待の1年生左腕・杉山遙希選手について詳しくご紹介しました。
総合的に能力が高い選手なので、すでにプロ入りの声も囁かれているほどの逸材だと思っています。
まだ1年生なので気の早い話ですが、怪我することなくしっかり基礎体力をつけて成長して欲しいです。
ぜひ横浜高校という最高な野球環境の中で鍛え上げてもらいたい、さらに大活躍してください!