2022年秋季大会・明治神宮大会で王者となった大阪桐蔭高校が、選抜高校野球に登場。
そんな最強チームにおいて4番を務めているのが捕手・南川幸輝選手で、プロも注目しています。
今回は南川選手のプロフィールや特徴についてご紹介していこうと思います。
南川幸輝の経歴やプロフィール
プロフィール
名前:南川幸輝
出身地:大阪府堺市
生まれ:2005年度
身長体重:179cm/79kg
利き手:右投げ左打ち
出身チーム:浜寺ボーイズ
ポジション:外野手・捕手
小学校時代
小学生の頃から野球を始めた南川選手ですが、最初は地元のクラブチームに所属。
金岡ベアーズというチーム名で、当時から規格外のパワーが話題になっていたそうです。
(ソフトボールを打つ練習で、70mの柵越えを放ったという逸話あり)
6年生になった時オリックスジュニアに選抜され、一気に名前が知れ渡りました。
ジュニアとはプロ12球団の下部組織で、年に1回大会が行われるシステムになっています。
同期のオリックスジュニアには、大阪桐蔭のチームメイトも2名選ばれていましたね。
山田太成:走攻守そろった2番打者
前田悠伍:世代No.1左腕のエース
ジュニア代表の3名が大阪桐蔭に進学して、全員がスタメン出場しているのも凄い話。
さすがは名門・大阪桐蔭だなと思いますし、西谷監督の指導力も素晴らしいなと思います。
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中学校時代
中学に進学した南川選手は、学校の軟式野球部ではなく地元・浜寺ボーイズへ入団。
浜寺ボーイズといえば大阪南部の強豪チームで、多くのプロ野球選手も輩出しています。
西川愛也:花咲徳栄ー2017年西武ドラ2
愛斗:花咲徳栄ー2015年西武ドラ4
ここでメキメキ上達した南川選手は、全国に名前が広がることに。
中学3年生では「世代No.1捕手」と呼ばれるほど、攻守ともに実力アップ。
数多くの高校から勧誘の声がかかったそうですが、憧れの大阪桐蔭への進学を決断。
この当時から南川選手の動向に注目が集まっていたので、やはり大阪桐蔭かという反応だったそうです。
大阪桐蔭高校時代
鳴り物入りで大阪桐蔭に入った南川選手ですが、スタメン出場はなかなかできず。
それもそのはず、1学年上にはDeNAドラフト1位指名された松尾汐恩選手がいましたから。
着実に努力を重ね、2年生の秋になってようやくスタメン捕手の座をつかむことになります。
最初は5〜7番打者で出場していましたが、徐々に頭角を表して4番打者に抜擢。
西谷監督は特に南川選手に期待が大きく、こんなコメントもされています。
松尾のもと、下級生で公式戦に出るチャンスはなかったが、昨秋から自分の代の出番が来た、と頑張っている。試合のなかではリーダーとなって引っ張ってくれて、一番期待している選手ではあります。4番というこだわりはないんですが、チームの軸になってほしい。
秋季大会では、大事な場面できっちり打撃で得点を奪うシーンが目立っていました。
龍谷大平安や東邦との試合では大活躍でしたし、このまま順調に育てばプロ入りも夢ではないでしょう。
南川幸輝の特徴やバッティング動画
では、南川選手の特徴や魅力はどんなところにあるのでしょうか。
破壊力抜群のパワーと打撃力
南川選手といえば、ずば抜けたパワーを持っていることが最大の特徴です。
小学生時代の逸話はご紹介しましたが、高校最強の大阪桐蔭で4番に座っていることが何よりの証拠。
近畿大会でも打率.500を記録していて、チームNo.1の成績を残しています。
179cm・79kgと大きく目立つ体格ではないですが、バッティングの破壊力は抜群。
憧れの選手は森友哉選手とのことですが、森選手とまではいかないものの鋭いスイングができます。
打球の速度もめちゃくちゃ速くて、智弁和歌山の髙嶋元監督もそのスピードに驚いていたくらい。
ホームランをバンバン打つタイプではないですが、中長距離ヒッターとしてレベルの高い選手ですね。
大阪桐蔭 2南川 幸輝
打球が爆速すぎて
タイムリーにならない解説 高嶋さん
「打球が 速いからねぇ〜」 pic.twitter.com/RYJom8mHRI— 700yard (@Ffi5a700yard111) November 3, 2022
強気なリードと精神的支柱
南川選手はチームを引っ張る強気なリードができるという魅力があります。
近畿大会の龍谷大平安戦、2点差に迫った最終回に投手・南選手のもとへ。
変化球で逃げるより、悔いが残らないように直球で攻め切ろう。
このように伝え、内角直球で抑えて試合に競り勝ったシーンがありました。
絶対的エースの前田選手に対しても強気で、チームの大黒柱として活躍しています。
4番打者としてだけではなく、守備の要としても奮闘している南川選手。
選抜甲子園でどんな活躍をしてくれるのか期待せずには入られませんね。
バッティング動画
では最後に、南川選手のバッティング動画をご紹介します。
明治神宮大会の仙台育成戦でのシーンで、3番徳丸選手が敬遠された屈辱の場面ですね。
悔しさを感じながらのヒットは、今後の成長に大きな価値となることでしょう。
ますますスケールの大きな選手になる予感、これからも彼を追いかけていきたいと思います。
まとめ
以上、大阪桐蔭の主砲である南川幸輝選手について詳しく紹介させていただきました。
エリート揃いの大阪桐蔭で4番を務めるほど有能なので、プロも当然注目していることでしょう。
まずは選抜高校野球でどこまで活躍できるのか、みなさんで観戦して応援していきましょう!