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2021年専大松戸エース深沢と注目選手紹介!戦力分析や甲子園成績もまとめ

2021年夏の甲子園大会が2年ぶりに開かれますが、激戦区の千葉県代表となったのは専大松戸高校。

専大松戸史上最強と呼び声高く、甲子園でも上位進出を期待されているチームに成長しています。

そんな専大松戸について、戦力やエースや注目選手、甲子園の成績などをまとめて紹介していきます。

 

2021年専大松戸の戦力と過去の甲子園成績

 

今年の専大松戸は強いのか?これまでの成績はどうだったのか??

そのあたりからまずは解説していこうと思います。

 

戦力編

前評判がとても高い専大松戸ですが、戦力的にはどれくらい充実しているのでしょうか。

まず最初に、千葉県大会での勝ち上がりを振り返ってみてみましょう。

 

参考

2回戦 14-0 西武台千葉
3回戦 10-0 木更津
4回戦 8-1 千葉経大付
5回戦 1-0 東海大市原望洋
準々決勝 2-1 千葉明徳
準決勝 7-2 八千代松陰
決勝 10-6 木更津総合

52得点11失点

 

今回の地方大会では、千葉学芸・船橋・成田とならんでAシードスタートだった専大松戸。

突出したスター選手はいないものの、選手層が厚く、投打において高いバランスを持ったチームです。

特に打撃陣は破壊力があって、吉岡・苅部・石井選手の上位打線はバッティングセンス抜群。

 

その強さは結果にも表れていて、2021年春季大会では関東制覇を成し遂げています

浦和学院・桐光学園・関東第一など超名門校との直接対決に勝利した、価値ある優勝でした。

これだけの高校を撃破しただけでも、相当強力な戦力になっていることはわかりますよね。

 

実は専大松戸は、選抜甲子園で敗退したのち、一時的に主将を石井選手から吉岡選手に変えています。

吉岡選手といえば、選抜甲子園でレフトへの打球をダイビングして後逸、ランニング本塁打を献上。

その悔しい気持ちを持った彼を主将に抜擢し、その作戦により春季関東大会制覇に繋がっています。

 

そんな戦力が充実した専大松戸ですが、夏の千葉大会5回戦から毎試合厳しい接戦を勝利してきました。

特に決勝の木更津総合戦では、劇的なサヨナラ満塁ホームランで決着して話題にもなりましたね。

甲子園でも上位進出を十分狙えると思いますし、かなりハイレベルなチームに仕上がっています。

 

過去の甲子園成績

ポイント

出場:春夏通じて3回目(夏2回目6年ぶり出場)
最高成績:初戦敗退

 

専大松戸の過去の甲子園実績ですが、意外にもまだ勝利したことがありません

2021年は春夏ともに出場を果たしていますが、春夏通じて3回目と出場経験は少ない状況です。

 

初出場の2015年は花巻東と対戦、2021年選抜甲子園では中京大中京と対戦してともに敗北。

対戦相手が悪かったといえばそれまでですが、どちらも接戦を演じる戦いを演じていました。

 

ちなみに専大松戸出身のプロ野球選手もいて、代表的な選手でいえば日本ハム・上沢直之選手ソフトバンク高橋礼選手がいます。

ともに一軍でバリバリ活躍している投手ですが、選手育成の観点からも素晴らしい高校ですね。

2021年専大松戸のエースと注目選手

では次に、今年の専大松戸を率いるエースと注目選手についてご紹介したいと思います。

 

エース

プロフィール

名前:深沢鳳介
生まれ:2003年度
学年:3年生
身長体重:177cm/75kg
出身地:東京都江戸川区
利き手:右投げ右打ち

 

専大松戸を率いるエース右腕は、今大会プロも注目している深沢選手です。

球威とパワーで押すタイプではなく、制球力やキレやコントロールで抑えるタイプの投手。

特にスライダーが最大の武器で、変化量もキレも抜群なので三振を奪える勝負球となっています。

 

深沢選手はもともと軟式野球部出身で、中学1年生の頃から全国大会で大活躍していた選手。

中学3年生で130kmを投げ、さらに持ち前の制球力を発揮してノーヒットノーランも記録したほど。

その実績と才能を見込まれ、硬式野球部の名門・専大松戸へ進学する流れになったとのことです。

 

2021年夏の時点での球速はMAX144km、スライダーを中心とした制球力もさらに成長。

この冬場を乗り越え、足腰が鍛えられたことで球威も安定感も増した印象がとても強いです。

さらに控えの岡本・中舘・谷口選手も全員140km超えを記録していて、投手陣の層もさらに強化。

 

専大松戸から大量点を奪うのは、甲子園出場校といえどなかなか難しいと言えるでしょうね。

 

注目選手

プロフィール

名前:吉岡道泰
生まれ:2003年度
学年:3年生
身長体重:181cm/81kg
出身地:千葉県松戸市
利き手:右投げ左打ち

 

専大松戸の注目選手は、走攻守揃った外野手である吉岡選手です。

選抜甲子園でダイビングした人物であり、千葉大会決勝でサヨナラ満塁弾を放った人物でもあります。

大事なシーンで登場することが多い吉岡選手ですが、能力値もかなり高い選手で注目されています。

 

吉岡選手は江戸川中央シニアにいた中学時代から有名で、高校進学後も1年生春から公式戦出場。

持っているポテンシャルの高さは持丸監督も絶賛しており、今大会は主に1番で起用しています。

非常に情熱を持った選手だそうで、切り込み隊長としての役割は彼にフィットしているでしょう。

 

そんな吉岡選手の後を打つ選手も強力で、打撃センス抜群の2年生・大森駿太朗選手も注目。

169cmと小柄ながら、チーム1の打撃能力でヒットを量産してくれることでしょう。

さらに主将の石井詠己選手も注目で、春の県大会で打率.538を残した屈指の強打者です。

この3選手を中心に強力な打線が形成されているので、ぜひそこも注目して欲しいなと思います。

 

専大松戸の甲子園成績予想

 

では最後に、専大松戸は甲子園でどこまで勝ち進むことができるでしょうか。

私の個人的な予想になっちゃいますけど、甲子園ベスト4まで進むのではないかと思います。

 

正直、専大松戸は優勝候補の1校と考えていて、優勝してもおかしくない戦力になっています。

ただ、甲子園未勝利という経験の浅さがネックにあるので、甲子園常連校に対抗できるかどうか。

一戦必勝できちんと戦っていけば順当に勝ち進むチームなので、期待はできると思っています。

 

まとめ

以上、千葉県代表になった専大松戸高校のチームや選手の紹介をさせていただきました。

春季関東大会優勝の素晴らしいチームなので、甲子園でも力を発揮してくれることでしょう。

西日本の高校とどこまで戦えるかも注目ですし、とても楽しみな高校であることは間違いないでしょう。

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