2021年プロ野球ペナントレースも前半戦が終わり、いよいよオールスター・東京五輪を迎えます。
そんな中、早くも2022年の助っ人外国人に注目が集まり始めており、密かに調査されているとの噂。
そこで今回は、お隣韓国リーグで活躍する助っ人外国人投手候補をいち早くご紹介したいと思います。
素晴らしい活躍を見せている5選手をピックアップしましたので、ぜひチェックしてみてくださいね。
韓国Kリーグの助っ人候補5選手
ウォーカー・ロケット
Profile
出身地:アメリカ合衆国
生年月日:1994年5月3日
身長体重:195cm/102kg
利き手:右投げ右打ち
経歴:パドレス-メッツ-マリナーズ
所属チーム:斗山ベアーズ
年俸:$400,000(4400万円)
メジャー経験のある27歳で、2021年から韓国リーグでプレーをしています。
7月現在ですが、防御率2.38で堂々のリーグ全体で1位を獲得しています。
195cmの長身から角度のあるボールを投げ、日本でも十分通用するレベルにある選手です。
彼の特徴は、メジャー特有の動くボールを多彩に操ることができることです。
直球の割合は少なく、ツーシーム・スライダー・チェンジアップ・シュートなどで動かします。
ガンガン三振を奪っていくタイプではなく、打たせて取るピッチングを得意としています。
また20代の選手でかつ年俸4400万円なので、助っ人外国人としては非常にリーズナブル。
2022年はNPB各球団の争奪戦になること間違いないでしょう。
オドリサメル・デスパイネ
Profile
出身地:キューバ
生年月日:1987年4月4日
身長体重:183cm/89kg
利き手:右投げ右打ち
経歴:パドレス-オリオールズ-マーリンズ等
所属チーム:KTウィズ
年俸:$500,000(5500万円)
ダイナミックなフォームから、150kmを超える豪速球と鋭く曲がるスライダーを投げる剛腕投手。
2020年から韓国リーグに参戦し、昨年はKTウィズで最多15勝を記録。
2021年も順調に成績を残しており、途中経過ながら奪三振2位、防御率2.45の3位にランクイン。
この選手の特徴は、状況に合わせてサイドスローとスリークォーターを使い分けるところ。
特に変化球はキレも落差もかなりあるので、なかなか打てないでしょう。
34歳という年齢の問題はあるものの、彼もまた年俸5500万円という手頃な価格。
成績次第では、2022年シーズンで獲得したいNPB球団が現れる可能性は十分あるでしょう。
エリック・ヨキシュ
Profile
出身地:アメリカ合衆国
生年月日:1989年7月29日
身長体重:188cm/84kg
利き手:左投げ右打ち
経歴:シカゴカブス
所属チーム:キウム・ヒーローズ
年俸:$750,000(8250万円)
2019年から韓国リーグに移籍した、制球力抜群の変則左腕です。
2021年7月現在ですでに9勝を挙げていて、勝利数で2位にランクインしています。
彼は投げる瞬間に一瞬動作が止まる変則性があり、バッターがタイミングを非常に取りづらそうにします。
直球は140km台ですが、変化球のキレもあるので素晴らしい投手だという印象を持ちました。
そして最大の特徴である制球力は素晴らしくて、昨年27試合登板して四球がなんと25個!
防御率2.14という抜群の成績も残しているので、今年も良い成績を残せばNPB移籍もあるでしょう。
年俸は8250万円とそこそこあるので、日本側がどれだけの条件を提示するかによるかなと思います。
アンドリュー・スアレス
Profile
出身地:アメリカ合衆国
生年月日:1992年9月11日
身長体重:183cm/85kg
利き手:左投げ左打ち
経歴:SFジャイアンツ
所属チーム:LGツインズ
年俸:$400,000(4400万円)
左のオーバーハンドから投げ下ろす本格派左腕。
防御率2.56、勝率.778で全体2位に入っていることから、試合を作る安定感が高い投手だと言えます。
キレのある直球と縦に鋭く落ちるスライダーが特徴で、日本で言う松井裕樹選手のような投球スタイル。
2021年から韓国リーグに参戦しているのですが、タイプ的に日本にかなりフィットしそうな感じ。
年齢・年俸ともにかなり手頃で魅力的な選手なので、彼もまた2022年に争奪戦になりそうな気がします。
ドリュー・ルチンスキー
Profile
出身地:アメリカ合衆国
生年月日:1988年12月30日
身長体重:180cm/102kg
利き手:右投げ右打ち
経歴:エンゼルス-ツインズ-マリナーズ
所属チーム:NCダイノス
年俸:$1,200,000(1億3200万円)
150kmを超える直球をコンスタントに投げる本格派右腕。
身長180cmと大きくないものの力で抑えるタイプで、威力のあるボールを投げることができます。
エリック・ヨキシュ選手と同じくすでに9勝を挙げていて、昨年も19勝5敗という素晴らしい成績を残しています。
彼の特徴は直球だけではなく、手元で鋭く変化するツーシームと落差の大きなフォークボールも魅力。
特にツーシームはキレがすごいので、バッターはゴロになってしまうケースが多くなっています。
ただ防御率は3点台と打たれ気味ですし、年俸も1億3000万円超えなのでなかなか手が出しにくいのは事実でしょう。
メジャー経験や韓国での実績は十分なので、思い切って獲得するNPB球団ももしかしたら現れるかも?
まとめ
以上、2022年に日本球界へ移籍するかもしれない韓国リーグ助っ人外国人5選手を紹介しました。
素晴らしい選手たちですし、年俸も高くないので移籍市場が沸騰しそうな予感がしますね。
まだまだ後半戦の成績次第ではありますが、ぜひこの5選手に注目してチェックしてください。