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東北福祉大の剛腕・椋木蓮特集!経歴と球速・球種を動画つきで紹介

2021年ドラフト会議で上位指名が予想されている、東北福祉大学の剛腕・椋木蓮選手。

大学1年生の頃から公式戦で大活躍をしており、プロのスカウトから注目を浴びています。

そんな椋木選手ですが、どんな経歴や特徴を持った選手なのかプロフィールをご紹介します。

東北福祉大・椋木蓮の経歴とプロフィール

プロフィール

名前:椋木蓮
生年月日:2000年1月22日
出身地:山口県山陽小野田市

身長体重:178cm/80kg
利き手:右投げ右打ち
ポジション:投手
大学:東北福祉大学

 

生い立ち

山口県の山陽小野田市というとこで生まれ育った椋木選手。

ご両親と兄・妹がいる家族で、小学校1年生の頃から野球をやり始めたんだそう。

 

中学進学後、中高一貫の硬式チームで高川学園シニアに入団することになります。

中学野球部といえば軟式野球であることが主流ですが、この学校には中学硬式野球部があります。

それがお前の限界か!」という独特のスローガンで、中国大会で優勝を争うチームでもあります。

実際、2019・2020年の秋季大会では中国大会を制覇しており、名門野球部となりつつある状況です。

 

中学時代から有名な投手だった椋木選手は、そのまま高校は高川学園に進学することになります。

 

高川学園高校時代

もともと多々良学園という名前の高校でしたが、2006年から高川学園に校名変更されています。

中学で硬式野球部を創設してから、徐々に力をつけて強豪校になったのが高川学園です。

 

高校2年生の頃、2016年に控えメンバーとして甲子園出場を決めています。

甲子園での登板はなく、エースとなった3年生夏は県大会ベスト8で敗退。

甲子園の大舞台での登板は叶いませんでしたが、素材の良さからプロに注目されていました。

 

「高校で野球を辞めて一線を退くつもりでした」

 

こうインタビューで話している椋木選手ですが、彼の気持ちを奮い立たせたのは悔しい気持ち。

自分の代で優勝を経験できなかったことから、大学でもう一度野球に取り組むことを決心。

そして、大学野球の名門・東北福祉大学への進学を決断することになります。

 

東北福祉大学時代

大学へ進学した椋木選手は、1年生春からリーグ戦に出場して活躍をします。

4年生の春までなんと負けなし、通算11勝1敗の防御率0.83という驚異の記録を作っています。

大学もリーグ6連覇を達成し、チームの大黒柱として成長を遂げていると言えるでしょう。

 

順風満帆に見える椋木選手ですが、2年生に右肘を痛めてから1年ほど苦しい時期を経験しています。

投げられないこの時期に、落ち込むのではなく徹底した走り込みを行って一気に球速アップ。

この期間を乗り越え、3年生秋にMVPを獲得するなどプロからの評価を上げることになりました。

 

そんな椋木選手ですが、彼が憧れを抱いている先輩はヤクルト2位指名で入団した山野太一選手

 

好きな先輩の1人で、友達みたいな感じ。山野さんを超えて、プロに行きたいと思っているので、ドラフト1位指名を目指す。

 

山野選手は1学年上の先輩で、高川学園でも東北福祉大でもエースとして活躍してきた選手。

ずっと一緒に野球をやってきた選手同士のため、ずっと仲も良いんだそうです。

果たしてドラフト1位で指名されるかどうか、このあたりも見どころですね。

 

椋木蓮の特徴やプレースタイル

 

では、そんな椋木選手はどんな特徴を持った選手なんでしょうか。

 

MAX154kmの迫力満点のストレート

椋木選手の最大の特徴といえば、球威のあるMAX154kmのストレートでしょう。

2年生の頃の怪我をきっかけに下半身のトレーニングを積み、どんどん球速を伸ばしていますね。

 

後ほど動画を貼っておきますが、椋木選手はスリークォーターから投げ込むフォーム。

若干シュート回転するので、右打者の胸元に食い込んでくるという特徴を持っています。

見るからに打ちにくそうですし、これはプロの打者でもなかなか打ち崩せないのではと感じます。

 

ちなみに、椋木選手は大学進学後に先発からリリーフに転向しています。

4年間ずっとリリーフとして出場しており、今回のドラフトでも中継ぎとしての指名となるでしょう。

プロでいえば、広島・栗林良吏選手やDeNA・山崎康晃選手のような起用法になると思われます。

中継ぎ投手としての適性もありそうですし、1年目から十分活躍できそうな雰囲気を感じますね。

 

キレ味鋭いスライダー

椋木選手のもう1つの持ち味として、変化の鋭いスライダーがあります。

これも実際に動画見て欲しいんですけど、右打者が腰を引いてしまうくらい曲がっています

スリークォーターからのスライダーなので、これまた右打者キラーとして魅力を感じますね。

 

制球力もなかなか良いので、ストライクからボールになるスライダーで空振りが取れます。

あとは、カーブやチェンジアップも持っているのですが、こちらは成長の余地があると感じます。

150kmを超える直球と多彩な変化球があれば、素晴らしい中継ぎ投手になれるのではないでしょうか。

 

2021年ピッチング動画

では最後に、椋木選手の投球動画をのせておきたいと思います。

 

 

まず、豪快な投げっぷりが素晴らしいですね。

ストレートもめちゃくちゃ球威があるので、これは大学生では打てないな・・・

 

中継ぎ投手はどの球団も喉から手が出るほど欲しいはずなので、これは競合しそう。

ただ肩や肘の怪我や酷使も気になるので、各球団どんな評価をしているのかにも注目です。

先輩・山野選手のドラフト2位を超えて1位指名されるのか、、どうなるのでしょうか??

 

ちなみに、同じくドラフト1位候補と言われているのが筑波大学・佐藤隼輔選手

大学生No.1左腕と呼び声高い選手で、競合必至と高い評価を受けている注目の投手です。

ぜひ佐藤選手のこともチェックしておいてくださいね。

 

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まとめ

以上、2021年ドラフト上位候補の東北福祉大・椋木蓮選手を特集いたしました。

中継ぎ投手としては大学生No.1ですし、3位までには確実に指名される選手だと思われます。

あの豪速球がプロの世界でどこまで通用するのか、今から楽しみだな〜と思っています!

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