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筑波大エース左腕佐藤隼輔はドラ1濃厚!151km左腕の経歴や投球動画を紹介

2021年10月にプロ野球ドラフト会議が行われますが、今年もドラフト候補に注目が集まっています。

今回ご紹介したいのは、2021年ドラフトの目玉である筑波大学のエース左腕・佐藤隼輔選手です。

1位指名最有力と言われている選手ですが、どんな経歴や魅力、特徴があるのかをご紹介します。

 

佐藤隼輔の経歴やプロフィール

佐藤隼輔のプロフィール

名前:佐藤隼輔
出身地:山形県生まれ宮城県育ち
生年月日:2000年1月3日
身長体重:181cm/80kg
利き手:左投げ左打ち
経歴:仙台高ー筑波大

 

生い立ち

小学校4年生から宮城県の地元チームで野球をスタートした佐藤選手。

当時からかなり才能溢れる選手として有名だったそうで、中学進学後は学校の軟式野球部へ。

そこで実力を伸ばし、東北大会で準優勝となり、宮城県の選抜チームにも選ばれています。

 

野球が上手い中学生は、シニアやボーイズに入団してバリバリ成績を残す印象ですよね。

軟式野球部に入った意図はよくわかりませんが、中学軟式野球界では有名な投手でした。

 

仙台高校時代

高校は地元の仙台高校へ進学、1年生夏には背番号18番でベンチ入りを果たしています。

1年生から登板機会を得て、2年生秋からエースとなったところから一気に成長を遂げます。

 

最速144kmまで球速を伸ばしつつ、3年生春の大会では30回35奪三振を記録してプロから注目。

さらに3年生の夏は、41回58奪三振まで伸ばしたためプロ10球団から視察が訪れました。

甲子園出場はなかったものの、好素材としてプロ入りの期待がすでに高まっていました。

 

カオスくん
なんでプロ入りしなかったの?

 

この当時について、佐藤選手はインタビューでこのように答えていました。

 

進路についてはギリギリまで悩みましたが、高校でしっかり勝ち切れなかったというのが1つ。それに当時は、プロに行って活躍できるというほどの自信がなかった。プロ野球は、迷いがある中で行くような世界ではないですし、高校生だろうと大学生だろうと、プロに行く選手は行くという言葉もいただていたので、4年後に良い形でいければという思いで、大学進学を決めました。

 

結果的にプロ志望届を出さず、大学進学の道を選ぶことになりました。

 

ちなみに、宮城県の高校生といえば今年夏の甲子園にも出場していた東北学院。

ここのエース伊東大夢選手もプロ注目の大型右腕で、愛工大名電を抑えた実力のある選手です。

ぜひ彼のことも注目して欲しいですし、ドラフト指名の可能性もあるのでチェックしてください。

 

東北学院4番エース伊東大夢にプロ注目!MAX147km右腕の経歴やプロフィール

 

筑波大学時代

進学先の大学については、強豪私立ではなく国公立である筑波大学を選択しています。

プロを目指す選手としてはなかなか珍しいですが、彼はこのように話しています。

 

高校が私立の強豪のようなやらされる環境ではなく、アドバイスをもらいながらも自分で取捨選択しながらやるというスタイルの筑波大は自分に合っている。野球やプロ野球選手を引退した後のセカンドキャリアにも生かせる。

 

しっかりと自分の人生を自分で選んでいますから、すでにメンタルが強そうな感じがしますね。

 

筑波大学では1年生から主力選手として活躍し、1年生秋にはベスト10に選出されます。

2年生には大学日本代表入り、アメリカ戦で自己最速151kmを記録して一躍注目を集めます。

2021年春までに28試合、10勝4敗、防御率1.46という素晴らしい成績を残している状況です。

 

才能や身体能力ももちろん高い選手ですが、着実にレベルアップを重ねてきたタイプ。

強豪私立を経験せずにプロ入りとなれば、まだ開花していない才能が一気に花開くかもです。

すでに大学生No.1左腕と言われていますが、伸び代はまだまだ十分にある面白い選手だと感じます。

佐藤隼輔の特徴やプレースタイル

 

では、この佐藤選手はどんな特徴を持った選手なんでしょうか。

 

投球スタイル

高い制球力と奪三振能力に長けた選手というのが、私の感想です。

MAX151kmを記録していますが、もともと制球力と直球のキレで勝負するタイプの投手。

特に球速以上に伸びるストレートが魅力で、三振も奪えるところも評価できるポイントです。

 

投球フォームでいえば、一番近いのは楽天に入団した早川隆久選手と思います。

佐藤選手自身も「早川選手は高校時代から参考にしている」とのことで、真似ているそうです。

腕のしなりが良く、手元でビュッと伸びるボールなので非常に打ちにくく三振が増えるんですね。

 

早川選手と同様、すでに完成度も高い選手と言えるので1年目から起用されるでしょう。

投手育成の観点から言えば、オリックス入りすると将来も明るい気がしますね。

 

投球術

佐藤隼輔選手のもう1つの特徴として、ピンチの場面でギアチェンジできるところです。

通常は140km台前半で制球重視の投球をしますが、ここぞの場面では150km近いボールを投げます。

三振を奪う能力が高いので、いざという場面でギアを入れて三振で打ち取ることができるんですね。

 

ちなみに変化球の種類は、スライダー・チェンジアップの2種類と言われています。

プロ入りした後はカットボール系をさらに習得すると思うんですが、そうなるとさらに強力。

点を取られない投球術を持っている選手でもあるので、このあたりも魅力的な選手と言えます。

 

投球動画

百聞は一見にしかずということで、佐藤隼輔選手の投球動画をご紹介します。

 

 

少し二段モーションっぽい投球フォームですが、非常にキレのあるボールを投げていますね。

やはり素晴らしい選手だなあと思いますし、プロでも十分通用しそうな雰囲気を持っています。

 

早川選手のようなフォームですが、かつて中日のエースだった今中慎二さんっぽい印象もあります。

球の出所も見えにくいですし、バッターは差し込まれてしまう傾向にあるのかなと感じます。

 

ドラフト上位指名は間違いなさそうだし、宮城県出身なので楽天が指名するのでは??

 

まとめ

以上、2021年大学生No.1左腕と呼び声高い、筑波大学の佐藤隼輔選手をご紹介しました。

早川隆久選手を彷彿とさせるような本格派左腕なので、ドラフトでも間違いなく注目されるでしょう。

果たしてどこの球団が指名するのか、1位で競合もあり得るのでどうなるか楽しみですね。

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