高校野球

2021年沖縄尚学のエースと注目選手は?過去の成績や甲子園勝敗予想は?

2021年夏の甲子園大会がいよいよ始まりますが、今回特集するのは沖縄県代表の沖縄尚学高校です。

高校野球の古豪にふさわしく、今年もライバルを撃破して沖縄県の頂点に立ちました。

2021年沖縄尚学の強さやエース、注目選手、成績予想をお伝えしたいと思います。

 

沖縄尚学の戦力と過去の甲子園成績

 

まず最初に、沖縄尚学高校の強さや過去の成績についてみていきましょう。

 

戦力

今年の沖縄尚学ですが、どれくらい強いチームなのでしょうか。

2021年沖縄大会での勝ち上がりスコアを見ていきましょう。

 

参考

2回戦 9-0北山
3回戦 8-0那覇
準々決勝 9-2小禄
準決勝 7-0豊見城
決勝 5-2中部商

38得点4失点

 

沖縄大会の戦いでは、5試合とも安定した戦いぶりを見せたと言えます。

投打ともにバランスが非常にとれていて、危なげなく勝ち上がってきた印象が強い。

決勝の中部商業戦こそ2点先制されましたが、きっちりと逆転して3点差での勝利を掴んでいます。

 

特に準決勝の豊見城は、沖縄県の最大のライバルである興南高校を破って勝ち上がった実力校。

そんな強力な相手に対しても、7点差をつけて完封勝利をしたのは圧巻だったと言えます。

沖縄県内では敵なし状態、甲子園でも大旋風を起こす可能性のあるチームに仕上がっています。

 

過去の甲子園成績

ポイント

出場:夏9回目2大会連続出場
最高成績:2014年全国ベスト8

 

夏の甲子園は9回目、春夏通じてトータル15回目の出場となります。

春の選抜甲子園では過去に2度の全国制覇を経験しているのですが、夏の甲子園は2014年ベスト8が最高。

沖縄尚学は甲子園常連校のイメージが強かったので、もっと成績を残していると思っていたんですけど、意外と夏は優勝していないんですね。

 

チームは基本的に沖縄出身の選手のみで構成されていて、本島から推薦入学させるような形は取っていません。

積極的に取っていないのか、本島から沖縄に進学する選手がいないのかは分かりませんけど。

 

ちなみに、沖縄尚学出身のプロ野球選手には、ソフトバンク東浜巨選手や砂川リチャード選手がいます。

東浜選手はソフトバンクのエースとして活躍していましたし、リチャード選手も二軍の本塁打王。

その他にもたくさんのプロを輩出している沖縄尚学、興南高校と並ぶ沖縄県内の実力校と言えます。

2021年沖縄尚学のエースと注目選手

 

ここからは、今年の沖縄尚学のイチオシ選手にフォーカスを当てて紹介したいと思います。

 

エース

プロフィール

名前:當山渚
生まれ:2003年度
学年:3年生
出身地:沖縄県
利き手:左投げ左打ち

 

今年の沖縄尚学のエース・當山選手は、パワーではなくキレで勝負するタイプの左腕です。

力感のない投球フォームでややサイド気味に投げるのですが、手元でピッとボールが伸びるのが特徴。

ソフトバンクの和田毅選手のようなタイプで、スピードこそ速くないもののバッターは差し込まれてしまう現象に陥ります。

 

特に、地方大会4試合で防御率0.00というの数字からも、彼の実力の高さを感じることができます。

ストレートのキレはもちろん、右バッターの外に逃げるシンカー気味のボールはとても素晴らしい。

ストレートと変化球のコンビネーションがうまくハマれば、なかなか攻略することは難しいでしょう。

 

注目選手

プロフィール

名前:後間翔瑚
生まれ:2003年度
学年:3年生
出身地:沖縄県
利き手:右投げ右打ち
ポジション:センター・投手

 

沖縄尚学の後間翔瑚選手は、プロも注目している素晴らしい選手です。

1番センターで出場しているのですが、後間選手はもともとエースナンバー1の選手でした。

投打の大黒柱として新チーム発足以来活躍していて、甲子園でも間違いなく注目される選手です。

 

後間選手は身体能力が高く、中学時代は陸上選手としても全国大会に出場していた実績があります。

走り幅跳び6.64m、100m走11.39秒という輝かしい記録も残していて、野球以外でも有能な人物。

走攻守すべてで超高校級の選手なので、甲子園でどういった活躍を見せてくれるのか楽しみ。

彼が1番打者としてたくさん出塁できるかどうか、沖縄尚学飛躍のポイントになること間違いないでしょう。

 

沖縄尚学の甲子園成績予想

 

最後に、今年の沖縄尚学はどこまで勝ち進むことができるか予想してみたいと思います。

私の個人的な予想になるんですけど、おそらくベスト8ではないかと考えています。

 

今年の沖縄尚学は投打のバランスが高いレベルで整っているチームなんですよね。

さらに、甲子園に何度も出場して培った経験値は、チームの伝統として浸透していることでしょう。

とはいえ、初戦に優勝候補の高校との対戦になると厳しいので、あとは運次第という部分もあります。

 

今年の沖縄尚学なら、全国の強豪校であったとしても互角以上の戦いができると感じています。

なので、ベスト8までは勝ち進むことができるのではないか、と思っています。

 

まとめ

以上、2021年沖縄県代表になった沖縄尚学高校の戦力や注目選手などをお伝えしました。

地方大会で頭一つ抜けた強さを感じたので、甲子園でもかなり良い戦いができると思っています。

果たして沖縄勢の快進撃を久しぶりに見ることができるのか、今から楽しみですね!

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