高校野球

【2021決勝】智弁学園vs智弁和歌山はどっちが強い?注目選手と戦力分析!

2021年夏の高校野球甲子園大会もいよいよ決勝戦、なんと今年は智辯対決となりました。

名門智辯とはいえ、決勝まで勝ち上がるのはやはり伝統も鍛え方も他校とは違うということでしょう。

では今年の智弁学園と智弁和歌山はどんなチームなのか、勝敗予想も含め紹介していこうと思います。

 

智弁学園高校のチーム紹介

 

戦力分析

まずは奈良県代表の智弁学園について、戦力分析をしていこうと思います。

そもそも智弁学園ですが、私は大会前にA評価として優勝候補3校に選出していました。

もし興味あれば、甲子園大会前に予想していた記事も読んでいただけると嬉しいです。

 

2021夏の高校野球甲子園ガチ優勝予想!A・Bランク8校を厳選

 

なぜ智弁学園が優勝候補だと思っていたかというと「打撃力」「エースの存在」「経験値」があります。

 

まず打撃力ですが、地方大会でのチーム打率.407は出場校の中で6位にランクインしていました。

天理・高田商業・奈良大付などが競う激戦区で4割超えは、相当ハイレベルな打撃力と考えられます。

3番のプロ注目スラッガー前川右京選手を筆頭に、長打力のある打撃陣を抑えるのは非常に困難です。

 

そしてエースの存在ですが、春の選抜甲子園で大阪桐蔭を封じ込めた西村王雅選手は大きい。

左のスリークォーター気味に投げるボールは打ちづらく、球速以上にスピードを感じるキレは魅力。

元阪神の金本知憲さんがテレビの取材で訪れた際も、高校生では打てないと絶賛されていましたね。

 

そして何と言っても、長年培われてきた経験は非常に大きいでしょう。

これは智弁和歌山も同じなんですが、甲子園常連校はやっぱり精神的に強くて大舞台で活躍する。

「智弁」は甲子園で必ず良いところまで勝ち進むのは、実績や経験の影響も大きいでしょう。

 

注目選手

 

決勝戦の注目選手は、エースの西村王雅選手でしょう。

準決勝では小畠選手が投げていたので、最後の決勝は西村選手が先発することになるでしょう。

彼が強打の智弁和歌山打線をどう抑えるのか、ここが勝敗の分かれ目になると思われます。

 

智弁学園の打線に関しては好調を維持していますし、実力もあるのである程度点数は取れるでしょう。

ちなみに直接対決は2019年に2回あり、智弁学園がともに接戦を制しているという実績があります。

まあ2年前の話なので参考にはならないと思いますけど、智弁和歌山はリベンジに燃えているでしょう。

智弁和歌山高校のチーム紹介

 

戦力分析

さて、次は和歌山県代表の智弁和歌山高校ですが、大会前予想ではB評価としていました。

例年より打線はやや大人しい印象なんですけど、大事な試合での勝負強さは健在です。

和歌山大会決勝の市立和歌山との戦いでは、プロ注目右腕・小園健太選手を攻略して優勝。

甲子園決勝でも堂々とプレーできる強いメンタルもあるので、かなり期待ができるでしょう。

 

今年の智弁和歌山は、堅い守備と投手力が武器になっているのが特徴です。

エースの中西聖輝選手を中心に、得点を与えない堅実な野球を展開しているのが目立ちます。

和歌山大会からずっと失点が少ないですし、智弁学園の強力打線を何点に抑えるかが鍵でしょう。

 

打線の軸は1年生の頃から4番を打っている、プロ注目徳丸天晴選手でしょう。

徳丸選手と西村投手の対決は見ものですし、打ち崩すことができれば智弁和歌山に流れが傾きます。

接戦に持ち込めれば智弁和歌山有利となるでしょうが、、いずれにしても力は互角と思われます。

 

注目選手

 

決勝で注目したい選手ですが、名将・高嶋仁監督の孫である高嶋奨哉選手にしたいと思います。

準々決勝の石見智翠館でホームランを放ち、一気に注目度が増している要チェック人物です。

 

ただ高嶋監督の孫であるだけではなく、チームNo.1の勝負強さを持っているのが魅力。

チームメイトも口を揃えて「勝負強い」と言うくらい、ここぞで頼りになる選手なんですね。

決勝の舞台はメンタルの強さがとても重要になるので、高嶋選手の活躍に期待が高まるでしょう。

 

ちなみに高嶋選手は、小学校6年生で阪神タイガースジュニアに選抜されています。

阪神タイガースの佐藤輝明選手も選ばれており、小さな頃から実力が高かったと言われています。

祖父・父が果たせなかった「甲子園でホームラン」を達成していますし、ますます楽しみな選手です。

 

智弁学園vs智弁和歌山の勝敗予想

 

では最後に、智弁対決はどちらが勝利して栄冠を手にするのかを予想したいと思います。

私の予想はこちらです。

 

智弁学園 6-3 智弁和歌山

 

今年の智弁学園は、Aランクの評価をしていたとおり相当強いです。

甲子園でさらにパワーアップしている印象がありますし、この勢いのまま優勝すると思っています。

前川右京・山下陽輔選手の3・4番は非常に強力ですし、彼らを抑えるのは難しいと予想をしています。

 

一方の智弁和歌山ですが、智弁学園と比べると投打ともにやや力が見劣りするかなという印象です。

甲子園での経験は十分ありますが、西村王雅選手を攻略するのは並大抵ではないと感じています。

名将・高嶋監督から受け継いだ中谷監督がどこまで手腕を発揮できるかも大事になってきますね。

 

全体的に実力は拮抗していると思いますが、智弁学園が有利に試合を展開していくでしょう

史上初、決勝での智弁対決はどんな試合展開になるのか、とても楽しみですね。

 

まとめ

以上、智弁学園vs智弁和歌山の決勝戦について色々とご紹介してきました。

今年も智弁は強かったですし、毎年素晴らしいチームを作り上げる監督さんに脱帽です。

どっちが勝ってもおかしくない決勝戦、ぜひ最高の戦いを見せて欲しいなと思っています。

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