2021年夏の甲子園大会が開催されますが、今回特集するのは山梨県代表日本航空のエドポロケイン選手。
名前から分かるとおり海外出身の両親を持っており、その経歴や実力に注目が集まっています。
今回の記事では、エドポロケイン選手の経歴や特徴、そして2人の兄の存在もご紹介します。
エドポロケインの経歴やプロフィール
プロフィール
名前:エドポロ・ケイン
生まれ:2003年度
学年:3年生
身長体重:187cm/79kg
出身地:大阪府生野区
利き手:右投げ右打ち
大阪府の生野区というエリアで生まれ育ったエドポロ・ケイン選手。
父がナイジェリア人、母が韓国人という家庭で生まれ育ち、体の大きさや身体能力は幼少期からズバ抜けていたそう。
日本航空高校にはもう一人に外国人家系の選手がいて、その名もヴァデルナ・フェルガス選手。
彼も大阪出身で、父がドイツとハンガリーのハーフで母が香港出身という珍しい選手なんですね。
188cmの長身左腕で、背番号10を背負うピッチャーとして地方大会で素晴らしい投球を見せました。
甲子園大会ではエースナナンバー1を背負うことになった注目選手なので、ぜひチェックを!
日本航空ヴァデルナフェルガス特集!期待の長身左腕の経歴やプロフィール
さて、中学時代のエドポロ選手は南大阪ベースボールクラブという強豪チームに所属。
地元では非常に強くて有名なチームで、昨年大阪桐蔭の主砲を務めた西野力矢選手が1つ上の先輩。
当時一緒にプレーしていたそうですが、恵まれた体と野球のポテンシャルを買われて日本航空に進学。
日本航空では2年生秋から外野手のスタメンを獲得、そこから一気に急成長を遂げます。
2021年春季関東大会では、選抜甲子園の覇者・東海大相模戦で3安打3打点の大暴れ。
チームも劇的な勝利を収めることができ、エドポロ選手も大きな注目を浴びました。
エドポロ選手は2年生の秋季大会から一気に11本塁打を積み重ねており、山梨大会ではクリーンナップを任され大活躍をしました。
今まさに成長途上のエドポロ選手、ますます目が離せない選手です。
エドポロ三兄弟の経歴やプロフィール
これまで紹介してきたエドポロ・ケイン選手ですが、彼の2人のお兄さんもご紹介したいと思います。
長男・エドポロジョセフ
身長192cm・体重100kgの恵まれた体格で、高校通算37本を記録したスラッガーです。
高校は千葉県・日体大柏でプレーされていて、チームのクリーンナップを打っていました。
その後、日体大へ進学したエドポロジョセフ選手ですが、チームの主砲として活躍。
日本人にはないパワーで場外弾を放つなど、一発のある選手として注目を浴びていました。
ユーチューブにある試合見始めたらエドポロジョセフ場外ホームラン打った。
彼は4年生のときは全然出てなかったような気がしたけど何かあったんやろうか。https://t.co/nQ1rLSzSrb pic.twitter.com/cp1bRrs2Om— こう (@koh_bbbb) May 4, 2020
日体大へ進学後に愛知県の会社「ジェイグループ野球部」に入社。
まだ現役選手として野球に取り組まれているそうで、ぜひプロ入り目指して頑張って欲しいですね。
次男・エドポロキング
198cm・94kgとお兄さんと同じく体格が大きく、クリーンナップを打っていました。
ジョセフ選手までは届きませんでしたが、高校通算28本塁打を記録しています。
計算上は現在大学3年生のシーズンなんですが、どこの大学に進学されたのかは不明。
色々調べてみたんですけど、わかりませんでした。野球は引退されたのかな?
知っている方がいたら教えてください!
エドポロケインの特徴やプレースタイル
では、三男・エドポロケイン選手はどんな特徴を持っているのでしょうか。
ここからは、具体的な彼のプレースタイルなどについてご紹介していきます。
破壊力のある長打力
エドポロケイン選手の最大の特徴と言えば、日本人にはないパワフルな打撃でしょう。
2021年7月までに高校通算17本塁打を放ち、今まさに成長著しい時期でもあります。
2人のお兄さんからは頻繁に打撃のアドバイスをもらっているそうで、メジャーリーガーのバリーボンズ選手やミゲルカブレラ選手も参考にしているとのこと。
メジャーを参考にするあたり、体格とパワーに自信があるということなんでしょう。
山梨県の日本航空高校といえば、豊富な練習量と恵まれた野球環境があることで有名な私学。
寮とグラウンドが敷地内にあり、自主練ができる施設も備え付けられているので、野球漬けの時間を過ごしたい学生にとっては最高な環境と言えるでしょう。
エドポロ選手も、この日本航空で実力を伸ばしてきた選手の一人。
ぜひその秘めパワーを甲子園の舞台で発揮して欲しいなと思います。
いつも陽気で明るい性格
いつも明るく陽気な性格は、チームメイトをいつも和ませてくれます。
外国人の親を持ち、また大阪出身であることも関係しているのか、ムードメーカー的存在なんだそう。
日本航空のメンバーは、大阪を中心に西日本出身の選手たちが多いことでも有名。
エドポロ選手がのびのびと生活ができるのも、同じ出身地の選手が多いことも要因と言われています。
こういうチームの雰囲気を明るくしてくれる選手は、どんなスポーツでも社会でも貴重な存在ですよね。
プロ野球で言うと日本ハムの杉谷拳士選手がまさにそうですけど、甲子園でも苦しい状況こそ是非笑顔を忘れず明るくプレイして欲しいなと思います。
【2021.8.10追記】
夏の甲子園大会1回戦、初出場の東明館高校との試合に4-0で見事勝利しました。
エドポロ選手はセンターから素晴らしい送球でチームを救い、良いスタートを切れましたね。
ヴァデルナ選手も完封勝利を上げ、チームの勢い的にも次の試合がとても楽しみですね!
まとめ
以上、山梨県代表・日本航空のスラッガーであるエドポロケイン選手をご紹介しました。
2人のお兄さんは甲子園出場できませんでしたが、その思いも背負って頑張って欲しいですね。
プロ野球選手になることが夢だそうなので、ぜひ甲子園で大いにアピールしてください!